64 ページ14
JK
PDに連れてきてもらった店は
この業界では結構有名店
お高いだけあって食事はどれも絶品出し
芸能人や政治家も安心して通得るほどプライバシーの面もちゃんとしている
絶対に他の客とすれ違うことはないし
個室で防音にしているのか声も廊下には響かない
俺たちだって1度来たことがあるくらい
ビルボード行きが決まった時に
気軽に行ける場所じゃないこんな高級な店は
なのに今日来れちゃった
さすがに予約なしで来れないよな?
まさか、PDこうなる事を見越して予約してたのか?
道中ジミンヒョンにからかわれまくった
けど、ここであからさまにヒョンを引き離すと
Aに冷たい人って思われるかもしれない
必死に堪えた
通された個室に入ると
俺はAの隣を死守した
これだけは譲れない
目の前に座るジミンヒョンがニコっと交換音が聞こえてきそうなくらい口角をあげてる
見透かされているみたいで落ち着かない
いつもみたいに好き勝手にあれこれ注文していくヒョンたち
Aに韓国料理を紹介するってより
みんな自分が食べたいものを注文してない?
本来の目的忘れてない?
隣に座っているAが黙ったままヒョンと店員さんを交互に見る
頼まないのかな?
入る間がないからか
Aを助けたくて声をかけたが弱々しく大丈夫と断られてしまった
緊張してるのかな、もしかしてお腹空いてない?
心配したが料理が運ばれてくると
目を輝かせていたAを見てほっとひと安心
お皿に少しずつ料理を取り分け、Aの前に差し出した
箸を使い小さな口に運んでいく
ほんのり赤い頬が膨らむ
もぐもぐしてる、、、
Aの食べる姿可愛いな
ずっと見てられるよ
美味しい?
これも食べて?
こっちも美味しいよ
どんどんお皿に盛ってあげる
幸せそうなAを見れるから
つい構ってしまう
なんでもやってあげたいし
色んな表情を見たい
自分の食事なんてそっちのけでAを見ていた
あ、タレが唇の横についてる
舌でペロッと取った
うわぁぁぁ、そのしぐさ色っぽ!!!
目を逸らした
冷静になれ、ジョングク
ただ、タレを舐めとっただけだ
その舌が俺の舌と絡み合うという頭の中で繰り広げられているその妄想を今すぐやめろ
テーブルの下で足を組んだ
息を整えて
食事に集中しよう
給仕係がまた料理を運んで来た
新しい取り皿にA用にと盛る
417人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みむ - 最高です大好きすぎます! (2020年2月15日 1時) (レス) id: 22999b65e3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むみょん | 作成日時:2019年9月10日 0時