言ってなかっただけ JK [BTS] 2 (ページ21)

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A

BTSと個人で連絡を取るようになってから

変わったことがある

前までケータイは

作詞作曲の機械の１つ

としか思っていなかった

音楽プレーヤー、メモ、ボイスメモ

あと電話、遠く離れた家族のために

という認識で正直SNSだったりメールはめんどくさくて

ほとんど開かなかった

たとえ通知がきていても

でも仕事をするとき

メインで使ってるのはパソコンだしケータイが必要になることなんてほとんどない

だから携帯電話を携帯するということをしなかった

意味をなしていないと何度も責められたが、どんなに言われても持ち運ぶ習慣が身につかなかった

そういう生活を送っていた私が

今や自分でケータイを携帯し、彼らからの連絡を待っている

特に hotな彼からの、

恋をすると女の子は変わるってよく言われるけど

ほんとにそうかも

小説やドラマでよく耳にしていたが

自分が身をもって経験することになるとは思ってもいなかった

一度彼を好きだと認めると

意識せずにはいられなくなる

もともとファッションやメイクなんて無関心で

センスなんてないからプロに丸投げ

でも今は何に対しても

JUNGKOOKはこういうの好きかな、かわいいって思うかな、

趣味は？、好きな食べ物は？よく聞く歌は？

彼のことを知りたくてたまらない

恋する乙女の気持ちを知ってしまった私は

歌詞やメロディが溢れ出てきて止まらない

部屋に引きこもり作業をしていた

その間も彼からの返信が来ていないか何度もケータイを開いたけど、

作業がひと段落し

マネージャーやメンバーにインスタをあげろと言われていたことを思い出した

写真を見返す

自分から写真を撮ることは滅多にないからな、何をあげよう、

投稿すべき写真が目に止まった

これだ！！！

この前のクリスマス

祖母と母

おじであるスティーブ・アオキと

アルバムを見返していた時

4,5歳くらいの私がおじの膝の上に座っている写真が出てきた

私はまったく覚えていなかったが

みんなが懐かしそうにこの時のことを語る

写真に写っている椅子や壁紙、クリスマスの飾り付けが今と変わらないことから

時が経っても変わらない家族愛にうるっとした

スティーブの提案により

then and nowをすることになった

やり始めたらとことんやりたくなって

当時と似たような服を着て、座る位置だったり表情を何枚も撮って微調整した

その努力のおかげであの写真が完成したって訳