言ってなかっただけ JK [BTS] (ページ1)

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JK

最初にAを知ったのはたしか

普段通りの練習、

ダンサーのヒョン達が休憩中に

今流行ってるからと

踊ってたからだった

声でイルボンヨジャだと分かった

ダンスであーやっぱりって

口は悪いが正直言ってレベルは低いな

典型的な日本人アイドルって感じ

韓国ほど高いレベル、クオリティーを求められないし

なんで流行ってるんだろ、、、

楽しそうに踊ってるヒョン達をぼおっと見てた

休憩中にはぴったりだ、ストレッチ的な感じで

そんなのんきなこと考えてたら

曲調が一変してキレのいいラップと共にダンスもスタイルが変わった

初めは、おゆうぎ会かと眺めていたが

韓国のレベルの高いヨジャドルくらい

に激しさを増していき、

サビに入ると

俺と同じように傍観者であった他のダンサーがそれぞれ歓声をあげるくらい

高度なステップと滑らかで優雅な動きをセンス良く組み合わせていて

ああすげぇ

ダンスだけじゃなくこの中毒性の高い曲も

これは、確かに人気でるわけだ、

JK「ヒョーン、これなんて曲ですかー」

集団のどこかから

飛んできた答えを

そのまま打つとすぐに出てきた

まずはユーチューブでMVを見た

思った通り日本ヨジャドルで

4人組、年齢はどうだろう

俺と同じくらいか少し下といったところだろうか

ダンスは圧倒的に本人たちの方がしなやかで美しかった

男のキレキレダンスに比べるとね、

ラップがはじまった

ここまであまりメンバー一人一人にフォーカスを当てられることがなかったから気づかなかったけど、

全体を見てたっていうか、

なんだろう気づいた途端もう目が離せなかった

今まで気づかなかった自分を疑うくらい

ダントツのカリスマ性とでも言おうか

アジア人にしては、濃い顔、白い肌

きれいな曲線のボディーライン

コロコロ変わる表情やレベルの高いラップを発するその口、唇に釘付けになった

そのあと曲が終わるまでずっと目で追っていた

その子が出ると嬉しくなったし

別の子に切り替わると寂しくなった

もっと見ていたい

好奇心を掻き立てられ

MVから得た情報である

グループ名を検索ワードに打ち込んだ

ありがたいことにすでに

韓国のペンがすでに多くいるらしく

ネットにはメンバー紹介やグループの詳細が

様々なサイトに書き込まれていた

すぐさま、ラッパーの子の紹介までスクロールしていった