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NJ



YG「俺はこの契約反対だ。第一本人やる気ねぇじゃん。ったく、女は。自分が無能なのがバレんのが嫌なんじゃね?それにラッパーだろ?ラップ部分の歌詞、曲しか作れねぇやつなんじゃね?知り合いにも何人かいるよ。歌えねぇからって。」


ああ、ほんとにこの人の言葉はまっすぐだ、

その分心に刺さるが、誤解をうみやすい

俺らのために、防弾のために

言ってくれてるのは分かるんだけど、



NJ「まぁまぁ、でも僕もユンギヒョンと同じ意見です。今までもいくつもの日本語曲を出してきました。その時に携わってくれた方に依頼してもいいのではないでしょうか?それに、ましてや日本の女性アイドルです。リスクが高すぎます。炎上は避けられないのでは、、、?」


同調し、これまでの経験から妥協案を出し、
リスクを提示する

ヒョンの言葉を補うように、


ガチャっ


ドアが開き、静けさを割いた



思わず、唾を飲み込んだ

あ、まずい

聞こえてたか?




さっきとは一転して

意思の固まった、強い目をしていた



てか、火つけちゃったかも、、、



席を外したことを謝罪し、

この契約を結ぶと誓うようにはっきりと言った



挑戦状を叩きつけられてる気分になった



この会議室の大多数が胸を撫で下ろした

一部を除いて

苦い顔をしているの俺らの目を見て

PD「了承してくれているが、どうする?このままでは納得いってないだろ?この契約に賛成の私たちと、反対の君たちには情報の差があるとも思うんだ。Aについての。まだ彼女の実力を知らないだろ?実力を見てからメンバー全員の意見を再度聞こう。もし、それでもダメだと言うなら、この話は、、、無し、にしよう。私の事前の説明不足で君たちを、悪者にするようなかたちになってしまって、ほんとにすまない。だが、わかって欲しいんだ。」

PDの誠意が胸をじんわり暖かくする

絞り出すように"無し"と言った時は、こっちが泣きそうになった



メンバー全員同時に頷いた




スタッフが慌ただしく動く

こんなことになるとは思ってなかったんだろう



PDが彼女に説明しているの横目に

レコーディング室に向かう



部屋へ移動する間

メンバー誰一人として喋らなかった

テヒョンでさえ



きっとマンネラインは賛成なはずだ

でも俺とユンギヒョンを気づかって言わないだけ、

ジンヒョンとホソガは分からない

ただ2人は平和主義だから、、、

−−−−−−−−−−−−−−

悪役にしてしまいごめんなさい(><)

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作者名:むみょん | 作成日時:2019年8月6日 0時

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