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お酒も入って少し話しやすくなった
ピンポーン
「おっ！来たなぁ〜」
といい、モニターから入口を解除するシルク
「あれー？お客さん？わたしそろそろ帰ろうかな...」
1缶目を飲み終えたA
ちなみに１缶だけでは顔が赤くなることすらない
「あー、いいよ、どーせあいつらだからAにも紹介するよ」
と言って玄関の鍵を開けに立ち上がった。
「マサイー、誰が来るの？」
私の隣に座ったままのマサイに尋ねる
「あー、俺たちの友だちだよ、まぁ、いいやつらだから大丈夫」
廊下からガヤガヤする音が聞こえてくる
「えーーーーっ！女の子がいるーー！」
最初に入って来たのは大柄な男の子だった
変わったTシャツを着ている
(と、思うじゃん？ってどーゆーこと？)
初めてあった人には挨拶をするべきだと思い出して慌てて立ち上がる
「あっ、初めまして、AAです」
大柄な男の子の後ろから現れたのはキャップを被った男の子だった
「えーーーっ、どーしたの？？マサイの彼女？？」
と言われ目を合わせて驚いている
「おい、オメーら進めよ」
最後にシルクが部屋に入って扉を閉める
二人が買ってきてくれたお酒を冷蔵庫に詰めながら言った
「あーー、お隣さんのAだ！さっきそこで会ったから飲みに誘ったんだ」
「へぇ〜、そんな珍しいこともあるんだね」
「うん、びっくりしたよ」
と言って二人とも慣れたようで荷物を置いてソファーに腰かける
とりあえずまだここにいて良いみたいなのでもう1度座ってみる
「そっかぁ〜、Aっていうんだね〜、オレ、ンダホよろしくな〜」
「俺モトキ、よろしくねー」
二人に受けいられたみたいで嬉しくなる
「うん、よろしくね〜」
若干面白くなさそうに見ていたマサイは残っていたビールを飲み干した
「シルク〜、もう1缶くれ〜」
「おぉー！Aも呑むだろ？次はリンゴかピーチかマンゴーだな、どれがいい？」
「えぇーっとじゃあ、マンゴーで！」
新しい缶を受け取って
「もう1回乾杯すっか！じゃあ、新しい出会いに」
「「「「かんぱーい」」」」
(引っ越したばかりで心細かったがすぐに沢山の友達ができて嬉しい限りだな〜)
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作者名：みぃ | 作成日時：2017年12月20日 9時
