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パーティーからの帰りはカンタの後輩の佐々木くんが車で迎えに来てくれた
水溜りボンドのバディさんとは会場を出る時にお別れした
車の中では水溜りボンドの明日の動画はどんなものにしようか話をしていたので静かにしていた
ぐーーっ、
・・・・・。
「すいません、おれですwww」
運転してる佐々木くんが申し訳なさそうに言った
「おーいー、お前かよ笑メシはー？まだなのか？？」
後輩思いのトミーが笑いながら尋ねた
「あっ、はい、今日中に提出の課題出すのがギリギリで・・・・」
「ふふふふっ、ならうちでご飯食べていく？」
「えっ？いいんすか？？」
「うん！送ってもらってるしね(笑)カンタたちもコーヒーでも飲んでいってよ」
「まじか、Aわりぃな。サンキュー」
「どーぞ、どーぞ！」
という話をしながらマンションに着いた
「はい、どーぞー」
と家に3人を招いた
「おぉー！広いっすねぇ✨」
「女子の部屋って感じの色だな(笑)」
「おじゃましまーす」
と三人が入ってから鍵をかけた
「佐々木くん何食べたいー？」
「なんでもいいっす！Aさんのご飯はなんでも美味しいっす」
「佐々木調子いいなぁーwww」
「テキトーにあるもので作るね」
と言って冷蔵庫にあるものでご飯を作ってあげる
「トミーは呑む〜？」
家にある果実酒はトミーもよく飲むお気に入りなので、一緒に出す
酒のつまみも出してあげて4人でおしゃべりしていた
「ねぇ、A、この近くにコンビニないか？行きたいんだけど.....」
とカンタが言い出した
「近くにあるけど、今すぐ必要なの？？」
「そう！Aも一緒に行こう〜」
と言ってカンタと急に外に出てきたから上着を忘れた
「うーん、さむい...」
はいっとカンタが上着を貸してくれた
「ありがと・・・・・。で。どーしたの？」
「えっ？どーしてわかったの？」
「長い付き合いだもん(笑)」
「さっき、目が赤かったからどうしたのかなと思って」
「あーー、あれね、本当に大したことないんだよ？」
「大した事あるだろ、だから泣いてたんだろ」
普段から周りのことをよく見ているカンタは少しの変化でも気づく
「あのね、好きな人ができた・・・のかもしれない」
と空に向かって言った
「そっかぁ。そうだったのか」
と言って二人とも黙る
「あいつのことは忘れろ」
しばらくしてカンタの言った言葉は私に重くのしかかった
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作者名：みぃ | 作成日時：2017年12月20日 9時
