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美鈴side
部屋に戻って電話を掛ける
「もしもし?いまへーき?」
「お仕事終わったー?」
「トラブル続きで大変だったね」
「咲のところ大変そう〜」
「うん、遊びに来るのはいつでもいいから、無理しないでね?」
「えっ?あー、うん・・・・。」
「でも近いうちに遊びに来てね」
「もちろん!待ってる!」
「じゃぁ、おやすみなさい」
咲との電話を切って写真を見つめる
夕日の裏の写真
たった一枚だけ残した海渡との写真
そう、彼がいない二回目の春
そして親友がいなくなってからも二回目の春
そう、2人は二年前にいなくなったきり、姿を見ていない
誰も私には教えてくれない
今日は夢に出てきそうだと思って早めに寝ることにした
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作者名:みぃ | 作成日時:2017年12月20日 9時