21 ページ21
マサイside
約束の土曜日
最寄り駅 17時50分
待ち合わせの場所で待つマサイの姿があった
(ちょっと来るの早かったな〜)
と思うけど、待たせるよりはいいかと早めに出てきた
窓ガラスに写る自分の姿を見て問題はないか念入りにチェックする
彼女に会うのは久しぶりだ
お酒で寝てしまってから連絡はとるが直接会うことがなかった
55分
待ち合わせ場所に向かい歩きながらきょろきょろしている彼女を見つけた
春らしい淡いピンクのワンピースに白いカーディガンがいつもより可愛らしく彼女を見せている
(今日も最高に可愛いなぁ)
と顔を引き締めていないとでれでれしてしまいそうだ
その時彼女と目が合った
ニコッと笑ってこっちに向かって小走りになる
「ごめんね!待たせちゃった...。」
「いや、俺もさっき来たばっかりだよ」
・・・・・。
「いや、いま!今来た!笑」
間違えたー!全力でミスった
クスクス笑って
「さっきまでおまたせしました!」
と言った笑った。
「ふぅ、じゃあ、行こっか!」
「うん!」
歩きながら一応お店は決めているが確認する
「Aはなにか食べたいものある??」
「うーん、今食べたいものー?なんだろ(笑)お腹すいてるから何でも大丈夫だよ(笑)」
「一応考えてきたところがあるんだけど、そこでもいいかな??」
「今日はマサイにお任せするよ」
ということなので予定通りの和食屋さんへ向かった
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みぃ | 作成日時:2017年12月20日 9時