僕は嫌だ ページ2
楽屋を後にして、無意識のままに歩いた。
気づいたら、トイレの前の廊下にいた。
そういえば、平野さんと、一年前の今ごろ、ここで会ったなー。
その時も、Mステの収録だったような...
そんなことを考えていたら、不意に後ろから名前を呼ばれた。
??
「...A?」
振り返るとそこには、
A
「...平野さん?」
そこには、平野さんらしき人がいた。
いや、紛れもなく、彼は平野さんだ。
でも、一目見ただけでは、分からなかった。
平野
「どう?イメチェンしたんだ。」
そこには、とてつもなく、強い、輝きを持った、
平野さんがいた。
最後に、あったのいつだっけ?
あの頃も、確かに平野さんは輝いていた。
でも、何か、今は、垢抜けた感じ。
黒髪から、茶髪に変えていた。
A
「とっても、似合ってる。」
平野
「良かったー。Aに、言ってもらえて、安心したよ。」
A
「でも、いきなり、どうしたんですか?」
平野
「実は、舞台、決まったんだ‼」
A
「凄い!」
平野
「あっ、でも、まだ内緒だよ。発表前だから。」
平野
「あのね、今、すっごく仕事楽しいの。
だから、今までは、イメチェンとか、消極的だったけど、
何か、自信が、ついて、今は、何でも積極的にするようになった!
これも、Aのお陰かな?」
ん?私、何かしたっけ?
平野
「Aから貰ったメール、今でも、ときどき見返してる。
最初は何言ってるのか、分かんなかったけど、
今は、何となく、分かるようになった。
俺には、Aっていう、最強の味方がいるって、
勝手に思ってる(笑)」
ああ、思い出した。そういえば、平野さんのために、作詞して、
すっごい長文送りつけたんだった。
今、考えると、恥ずかしい。
A
「止めてくださいよ、恥ずかしいんだから。」
でも、偶然って、凄いなと思う。
まさか、こんなところで再会するなんて。
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チョコレート(プロフ) - ありがとうございます。行き当たりばったりで、書いていて、矛盾してることも多々ありますが、優しい目で見守って下さい。よろしくお願いいたします。 (2018年3月6日 16時) (レス) id: 078e93a04c (このIDを非表示/違反報告)
08015675843(プロフ) - 面白すぎてほっぺたが落ちます。 (2018年3月6日 16時) (レス) id: f85872ec66 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート(プロフ) - ありがとうございます!よろしくお願いいたします! (2018年2月23日 6時) (レス) id: 4b178331a6 (このIDを非表示/違反報告)
HWJ98yGIRs5Srag(プロフ) - 続きが見たいです! (2018年2月22日 20時) (レス) id: a4a7a47dac (このIDを非表示/違反報告)
HWJ98yGIRs5Srag(プロフ) - 最新更新日楽しみにしてます (2018年2月21日 21時) (レス) id: a4a7a47dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:俺ら | 作成日時:2018年2月21日 14時