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#33 ページ33







黒尾「まぁいいわ、その内な」





コクリと小さく頷いたA。





真っ赤になった顔が本当にどうしようもなく可愛い。





黒尾「真っ赤になっちゃって」



『黒尾先輩のせいです!』



黒尾「そーゆー話切り出したのはそっちだろ?」



『そ、そうですけど!』



黒尾「けど、なに?」



『黒尾先輩は、声が、なんかゾクッてするんです』



黒尾「何それ、感じてんじゃん」



『違います!!』





あーあ、押し倒してぇわ。





『あ、ほらもう次の試合ですよ!』





最後の1点が梟谷に追加され、Aがスコアをめくる。





黒尾「もう審判終わりかよ〜」



『終わりです!ほら行きますよ!』





俺の腕を引っ張りながらコートに戻ろうとするA。





『頑張って下さいきっとあと2、3試合で終わりです』



黒尾「じゃあ頑張ってのちゅーして」



『バカ言わないで下さいここどこか分かってます?』



黒尾「じゃあここじゃなかったらいいんだな?」



『ちがっ…!そーゆー意味じゃ!!』



黒尾「あとで期待しとくわ〜」





なんて半分笑いながら、





半分は割と本気でキスしたいなんて思いながらビブスを着てコートに入った。





夜久「お前さ、体育館でイチャイチャすんのやめろよな」



黒尾「だって俺の彼女可愛いんだもん」



夜久「結構監督勢が見てたぞお前らのこと」



黒尾「え、まじ?」



夜久「気付かれたかもな〜」



黒尾「別にいいけど」



夜久「いいのかよ」



黒尾「うん、別に」



夜久「A顔真っ赤にして不自然だったし」



黒尾「あの子すーぐ顔真っ赤になっちゃうんですよ、ったく可愛いったらありゃしねぇ」



夜久「絶対お前のせいだろ」



黒尾「そぉかなぁ〜」





可愛い子はいじめたくなる男の本能?





ずっとあの真っ赤の顔見てたい。





マジ可愛い。





夜久「まぁどうでもいいけど試合には持ち込むんじゃねぇぞ」



黒尾「伊達にキャプテンやってるわけじゃないんでね」



夜久「はっ、そーかよ」





Aは可愛いし、




ずっと触れてたいけど、





バレーには持ち込まねぇ。





多分持ち込んだらAが怒るだろうしな。





よく出来た彼女だぜ全く。





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オタク - クロいいですよね!私も好きです! (2021年2月14日 23時) (レス) id: 66de9d263b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.  
作成日時:2020年4月17日 12時

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