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#14 ページ14







昼過ぎに宮城到着、





そしてコンビニで昼飯を買って、相手校で食わせてもらえることになった。





『黒尾先輩それしか食べないんですか?』





菓子パンを持ちながら、




俺のおにぎりを見て言うA。





黒尾「試合前にあんま食いたくねぇんだよ」



『痩せちゃいますよ』



黒尾「逆にAはプニプニになっちまうぞ?」



『嫌いです黒尾先輩』



黒尾「あぁそう」



『…嘘です大好きです』



黒尾「可愛い奴、」





自分でも最近よく分からない。





俺たち、どういう関係?





夜久「おい黒尾テメェ後輩にあんまちょっかい出してんじゃねぇぞ」



灰羽「黒尾さん、Aさんへの愛の告白はいつですか!」



『待って待って待ってリエーフ待っていきなりすぎない?』





明らかに動揺する姿が可愛い。





黒尾「リエーフには言わねぇよばーか」



海「ほら、すぐムキになって」



孤爪「大丈夫きっとクロは付き合ったらベタベタだからすぐ分かる」



犬岡「今よりベタベタなんすか!?」



孤爪「前の彼女にはそうだったけど…」





なんて爆弾を落とす研磨。





でも、



A嫉妬してくれねーかな、



なんつってな。





『前に彼女さんいたのいつですか?』



黒尾「高1かな」



『へぇ〜』



黒尾「なにその顔」



『別になんでもないです』





嫉妬してんじゃん。





押し倒したくなるくらい、



それくらい可愛い。





灰羽「Aさんは元カレとかどーなんすか?」



『いたことはいたけど…』



夜久「それ俺も聞きたいかも!」



犬岡「俺もっす!!」



『えっと、何をどこから話せば…?』





興味が無いと言ったら嘘になる。





けど、聞たいと言っても嘘になる。





夜久「最後にいたのいつ?」



『私は入学前くらいですかね』



黒尾「え、最近じゃん」



『黒尾先輩だってそこそこ最近じゃないですか』



黒尾「まぁそうだけど」





ちょっと不貞腐れたような顔をして言った。





灰羽「どこまでやったんすか!!」



『い、言い方…!』





え、まさか、終えてる?





灰羽「もう全部無いんすか!!?」



『無いってなに?!』





天然っつーか、なんつーか。





まぁリエーフの言い方も悪ぃな。





黒尾「卒業したかしてないかっつー話だよ」



『し、してないです…!///』





一々恥ずかしがるこの生き物は、




果たしてリエーフと同じ人類なのか。





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オタク - クロいいですよね!私も好きです! (2021年2月14日 23時) (レス) id: 66de9d263b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.  
作成日時:2020年4月17日 12時

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