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担任「今日からテスト1週間前やから職員室立ち入り禁止やからなぁ〜気いつけてな。」
そうや。
今日から1週間前ということはダンス部も無いんや。
今日はえらい疲れたなぁ。
ドキドキしたと思ったら、
やっぱ独りよがりやったってヘコんで。
信介のこと、ほんまに諦めなあかんのかな。
せやけど邪魔は出来ひんし、しとない。
こーゆーのを、叶わぬ恋と言うんやな。
心も苦しかったんか、キュッと音立とった。
うちは気分変換しとうて、誰もおらへん屋上へ向かった。
そこまでは良かったんや。
そこまでは。
侑「あ、Aさん！」
『またか。なんやアンタはうちにGPSでも付けとんのか？』
侑「酷いなぁ。せやけど丁度Aさんとこ行こなと思っとったねん。」
『勉強しぃや』
その言葉を発してからほんの一瞬沈黙が流れ、
侑「……なぁAさん？」
不思議そうにうちの顔を覗き込みながらそう言うた。
侑「なんかあったん？」
まるでうちの心を見透かしとる様やった。
『なんで……そう思うんや』
侑「Aさんの楽しそうな顔よぅ見てるからや！」
『え…？』
言葉が詰まって出て来ぃひんかった。
侑「せやから、Aさんの悲しそうな顔もすぐ分かんねん！」
本当に真っ直ぐで綺麗な瞳をしとる。
『悔しいけど大正解や。』
侑「せやろ〜？俺には隠し事出来ひんで！」
『たまにはええこと言うやん、自分。』
褒めてあげてもええかな、なんて。
侑「せや、屋上行かへん？話そうや」
『丁度うちも屋上で気分転換しよ思て歩いてきてん』
侑「奇遇やな」
ほんでうちらは屋上へ向かった。
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mi…(プロフ) - 湊さん» ご指摘ありがとうございます！！直しておきます！！ (2020年3月31日 17時) (
レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - すごい面白かったです！あと、角名君は関西弁じゃなかったかと… (2020年3月31日 16時) (レス) id: ef148efd04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mi… | 作者ホームページ：I don't have.
作成日時：2020年3月14日 2時
