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＊
朝。
朝練を終え、教室に入ると珍しくはよAが来とった。
北「おはようA」
『おはよう』
しかしAは何ぞ考えてるようで、
眉間にシワが寄っとった。
北「どうしたややこしい顔しぃIQ足りてるか？」
こないこといって笑えるのもAの前やから。
『恋する乙女になんちゅうこと言うねん』
恋する乙女…。
好きな人、おるんかな。
北「好きな人でもおんのか？」
『おる。』
侑か？
北「まぁ最近よぉ一緒におるもんな」
『宮侑ちゃうで？』
いや絶対侑やろ。
なんて思いながらも、
北「治か？」
『ちゃうわ。』
女の恋心には深入りしちゃいけへん、って
聞いたことがある。
北「ちょっと寂しいなぁ、A好きな人おるんかぁ」
せやからきっと、
侑が好きってことを隠しとんのやろ。
『え……？……今、何て…』
北「耳ついとる？自分」
すまんの、
好きな人が俺やないって知って、
意地悪したくなったんや。
俺はAの髪に触れ、
髪を耳にかけて耳元で言うた。
北「好きな人おるなんて寂しいなぁ言うたんや」
少しでも気づいて欲しかったんや。
Aのこと、
女として意識してる俺を。
『信…介……？///』
北「なんや真っ赤になって」
『し、信介がっ…///』
北「可愛ええとこもあるんやな」
『好きな人以外にそーゆーこと言うたらあかんで…？』
ここでAを好きや言うたら、
きっと困らせてまうから。
北「……すまんの」
せやから俺はそれしか言われへんかった。
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mi…(プロフ) - 湊さん» ご指摘ありがとうございます！！直しておきます！！ (2020年3月31日 17時) (
レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - すごい面白かったです！あと、角名君は関西弁じゃなかったかと… (2020年3月31日 16時) (レス) id: ef148efd04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mi… | 作者ホームページ：I don't have.
作成日時：2020年3月14日 2時
