【HQ!!】あかんって分かっとんのに、な。【宮侑】-完-

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侑「最高やったな！！！」



治「さすがダンス部やな」



角名「ほんまにセンターだったな」



銀島「あんなイメージあらへんかったわ」





そう口々に感想を言うた。





侑「Aさんと写真撮るんやこれから！」





公演が終わったあとに舞台裏から出てくるダンス部を狙って、



ほとんどの生徒が残っとった。





銀島「せやからこんなに残っとんのか」



侑「せや！！」





公演が終わってから10分、





Aさんを先頭にして舞台裏から出てきた。






俺は走ってAさんの所に行く。





侑「Aさん！！！」



『あ、侑！』



侑「すごかったで！カッコよかったで！なんかもうやばかった！！！」



『うちも侑のこと見つけたで？』



侑「やっぱ俺のこと見てくれたん！？」



『せや、気付いた？』



侑「当たり前や！！」



『おおきに、来てくれて』



侑「せや！写真撮ってくれへん？？」



『ええよ！』



侑「サム！！写真！！！」





そしてスマホのカメラを向けられ、





俺はAさんの肩を抱いた。






『すまんの、汗かいとって』



侑「ええで全然、綺麗な汗や」



『ほな、また放課後な、あっちでも写真呼ばれとんねん』



侑「おん！おおきに！！！」



『こちらこそありがとぉな！』





ほんでAさんは行ってしもた。





男の人のファンと写真を撮ったり、



仲のいい男の人と近い距離で写真撮ったり、





やっぱAさんはモテるんやなって。





治「そんな悔しそうな顔してんならはよ行くで」



侑「え、ちょ！」



角名「嫉妬してんだろ、侑笑」



侑「やかましいわ！」





おもろくないやろ、





他の男の隣でわろてるAさんなんか。





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