月下の奇術師に惚れられたようです。【怪盗キッド】

さん ページ4

コナンくん(笑)の爆弾発言により、私、蘭、新一は、キッドの予告日に鈴木財閥のお屋敷に行けることになった。





今週の日曜日が予告日らしい。





あーれえ私の休日どこいった。





『……まあこいつらだけじゃ不安だしなあ？』





「何一人でブツブツ言ってるの？」





やだあコナンくんに聞かれてたあ。





『なんでもないよ、クソガキ♡』





お前のせいで私の休日は無くなったんだ、覚悟しとけよ。





「でもこのガキんちょとAが来てくれるなら安心ね！」




園子がこっちを見ながら言うけど……





『申し訳ないけど私キッド捕まえる気ないからね。』





「えっなんで！？Aなら捕まえられるでしょ？」





『まあ否定はしないけどね、でも別に興味無いしなあ。』





確かに捕まえようと思えば出来るかもしれない。




でもなあと呟きながら三人の前を歩く。





ただ、私がどういう人間がお忘れか。






『一番は面倒だから。』






三人を笑顔で振り返り言い放った。





「「………ああ。」」





『ちょっとーそんな目で見ないでくれる、私別に悪くないでしょ。』





特にそこのちっこいの。




ジト目で見られてもやる気は出ないよーだ。




「でもでも、Aお姉さんが捕まえたら、学校の人気者になれるよ？」




ふざけてるだろこいつ…。




「コナンくん、Aは人気者になりたいって思うタイプじゃないんだよね…。」




そうですその通りです蘭ったらよく分かってる！





「ええ〜〜〜！」





うるさいぞガキんちょ。




『まあ行くことには行くし、何か頼まれたらやるから。そんなに呆れないでよ。』





私が考えて私が行動するんじゃないなら別にいいのだ。





隣で見てた方が楽しそうだし。






あれ、私、案外、









＿＿＿＿日曜日が楽しみなのかも？

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