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それから年が明けるまでの間、みっくんとこれからのアバンティーズについての話をしながら時を過ごしていた
二人とも新しい年に希望しかなくって、ずっと2人で笑っていた
年越しも終わり、お参りに行った神社から帰ってきてすぐ寝てしまった私達を起こしたのはそらからの電話だった
寝ぼけながら電話に出るみっくんを横目に、ケータイを見ながらそろそろ起きるか、なんて考えていると、みっくんの顔色や声色が変わっていくのが分かった
それからは何だか覚えていなくて、
唯一覚えているのは、そらの口から告げられた現実と、電話越しから聞こえる泣き声だけで、
意味がわからない
理解できない
いや、理解したくない
希望でいっぱいだった新しい年が、これからのアバンティーズが、急激に遠のいていく
そんな気持ちだった
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リン - 続きというか、YouTuberの方々のものがあればそれを待ってます、、誤解を招くような書き方すいません、、 (2019年7月21日 0時) (レス) id: 51e3c043a3 (このIDを非表示/違反報告)
リン - 私も泣きました、、、続き待ってますね、、 (2019年7月20日 23時) (レス) id: 51e3c043a3 (このIDを非表示/違反報告)
めんま - 泣きそうになったというか泣きました。続き待ってます。 (2019年3月25日 22時) (レス) id: 49fccea4bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めめこ | 作成日時:2019年2月28日 0時