兄妹の再開 ページ6
NOサイド
一期と骨喰は、思わぬ再開で驚きを隠せないでいた
審神者はその様子に更に驚かされる
瑠璃「えっと・・・一期さんとばみ君とはどういう知り合い?」
一期「桔梗殿は、豊臣家にいた短刀なのです。骨喰とは足利家での知り合いなのです。他をあげるなら、彼女は平家と松永、徳川家にもいたそうです」
瑠璃「がちで!?そんなに有名な短刀だったの?桔梗ちゃん」
桔梗『え、はい。持ち主を点々としていましたので、良く覚えていないですが』
桔梗は二人に近付いて行く
二人は桔梗の背丈に合わせるためにしゃがむ
桔梗『一期さんや骨喰君に会うのは何百年ぶりでしょうか?弟さん達、元気ですか?』
骨喰「ああ。元気にしている」
骨喰は桔梗の髪の毛を撫でる
その光景に、長谷部と一期は目が驚いている
桔梗は頬を膨らませて骨喰を見つめる
桔梗『一応言っておきますが、私は骨喰君より年上なのですが』
その声に、審神者は驚いた様に大声を突っ込む
瑠璃「ちょっと待ってよ!?その見かけで、ばみ君より年上!?嘘でしょ!?」
一期「鶴丸殿の妹であるなら、桔梗殿も三日月殿達と同じ平安時代の刀ですので、私や長谷部殿よりも年上ですな」
桔梗『そうなりますね。見かけは、短刀ということもありまして幼く見えるのだと思います』
ああ、成る程と、審神者は納得する
すると、審神者は今頃あることを一期と骨喰に尋ねた
瑠璃「ところで、二人は何の用で来たの?」
一期「遠征部隊が帰還したようなので、近侍の骨喰と共に来ただけです」
骨喰「そうだ。遠征部隊が帰還して報告しに行くと新しい仲間の気配があったのでここに来た」
長谷部「主。どういたします」
瑠璃「て、事は遠征部隊の隊長はそろそろ走ってここに来るかな?」
審神者は桔梗の方を向いてそう言う
桔梗は何の事かわからず、首を横に傾げている
その時
スパッン←襖が開く音
勢い良く襖が開けられた
開けたのは白い姿をした刀剣男士だった
瑠璃「噂をしたら来たね。鶴丸」
鶴丸「ハアハア。桔梗の気配が会ってな。すぐに来たぞ」
桔梗『に、兄さん!?』
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←好かれる為に・・・
4人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:鈴っ子 | 作成日時:2019年1月30日 22時