まさかの再会 ページ24
ああ、ユリウスさんだ。目の前にいて、私に話しかけている。なんて素晴らしい現実。
「お、お久しぶりです！ユリウスさんも元気そうで何よりです、そのずっと会いたかったです！そちらに行けずすみません。」
「お気になさらずに。また会える事が出来て光栄です。ただアナスタシア様などがいらっしゃる為、中々お話出来る時間が無いかもしれません。よければあなたさんの都合「聞き捨てならんわ。この子、例のあなたって子なん？」
「アナスタシア様」
嬉しくてたまらない言葉をもらった直後、不意に声がした。アナスタシア様？つまり、この人が王選候補者って事なのか。
「初めまして！普段はミューズ商会で、今は臨時で従業員をさせて頂いています、あなたです！アナスタシア様のお話は聞いております。お会いできて光栄です！」
「うちもユリウスからよう聞いとるわ。ユリウスのお友達なんやって？想像通りの子やったわ」
「えっ！？お友達なんて、そんな。友達で、そのいいのでしょうか？」
「面と向かって友と呼ぶのは少し恥ずかしいですが、そうですね。私は友のような関係でいられたらと思ってます」
ああ、なんて幸せ空間。なんて素敵な時間。異世界生活最高。
きっと私の顔はとても気持ち悪くなっているのだろう。
少しその心配が脳内に巡ってきた時だった。
想像もしていない声が、した。
「え、あなた？」
「ん？誰_____スバル？」
「あれ、2人も知り合いなん？どういう巡り合わせ「ええええええええーーーーーーー！？？？！！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「急に耳元で叫ばれても困るんやけど」
「あっつい！申し訳ありません…。__その、スバル？だよね？なんでここに」
「俺だって知りたいんだけど！？なんであなたかここにいてユリウスの野郎と良さげな雰囲気なの！？」
「1年前くらいに会ったの！いいでしょそれは！スバルだってなんで？！王選候補者になったんじゃないでしょうねえ！？」
意味が、分からない。なんでここに、なんで異世界にスバルが。
まさか、あの時？異世界転生した瞬間、私はスバルの肩を叩いたはず。そのせい？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆめか(プロフ) - リリィなモモさん» コメント気づきませんでした(ToT)ありがとうございます！ゆっくりですが更新お待ちください！ (2022年5月25日 13時) (
レス) id: 4e65cc4844 (このIDを非表示/違反報告)
リリィなモモ(プロフ) - 更新待ってました〜！ (2022年5月22日 13時) (レス) id: e604e437d5 (このIDを非表示/違反報告)
リリィなモモ(プロフ) - 面白いです！ (2022年5月17日 2時) (レス) @page16 id: e604e437d5 (このIDを非表示/違反報告)
ふるてぁ(プロフ) - みかんじゅ〜すさん» ありがとうございます！ 転生場所を変える工夫がコメ主さんに響いて良かったです！ (2021年7月17日 18時) (レス) id: 6cf9aca7da (このIDを非表示/違反報告)
みかんじゅ〜す(プロフ) - おぉ、おお！！めっちゃ好きです！(((こういう一緒に転生してきた系の小説だとスバル達と一緒のことが多いので、新しい感じです！！(？) (2021年7月9日 16時) (レス) id: 30ce22080f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆめか | 作成日時：2021年6月15日 19時
