マフィア怖い… ページ6
少しずつ狭まってくる包囲網に、私は思わず後ろへジリジリと後退していった。
待って、なんか怖いんですけど!
ごめんなさいお父さんお母さん、私もうすぐそっちに行くかも!……と、その時。
織田作「じゃあゲームで決めたらどうだ?」
とてものんきな声だった。
………って、空気読めなすぎ!
ほら、みんな目を白黒させちゃってるじゃん。
太宰「ふふ、織田作らしいね。
……まぁたしかにこのままだとラチがあかないし」
安吾「そうですね。僕は賛成です」
中也「面白そうじゃねぇか、芥川、テメェもいいな?」
芥川「中也さんがそうおっしゃるなら」
呆気に取られたままの私と、呆然とした表情の……敦、と呼ばれていた青年。
そうだよね、急にゲームとか言い出すなんて普通驚くよね?
なんでこの人たちは普通に受け入れてるんだろう……?
って、このままだと私の命運がたかだかゲームによって決められてしまうッ!
『ちょっと待って下さい!私は了承してませんよ?』
安吾「しかし、このままでは貴女はさまざまな組織にその命を狙われ続けることに……」
とインテリ眼鏡さん、もとい安吾さんが説明するのを帽子の男(中也さんって呼ばれてた)が遮った。
中也「説得なら任せろ」
そう言って私に近づくと、私の横にダンッ!と手をついた。
__________まぁいわゆる壁ドン体勢なんだけど……壁にヒビが入ってますね、コレ…
中也「ゲームに参加するか、生きたまま重力に潰されてみるか、どっちか好きな方を選んでいいぜ?」
これは説得じゃなくて恫喝というものだと思います!
。゚(゚´ ^ `゚)゚。
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夢羽(プロフ) - こちらこそありがとうございます。文才あるじゃないですか 羨ましい限りです。続きを楽しみにしています! (2018年11月26日 20時) (レス) id: 9dd8bb6e10 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 夢羽さん» 了解しました、リクありがとうございます!無い文才をかき集めて頑張ります!コメントと応援、ありがとうございました! (2018年11月26日 14時) (レス) id: 7b5193cff6 (このIDを非表示/違反報告)
夢羽(プロフ) - コメ失礼します。とても面白いです!自分的に織田作さんがいるの嬉しかったです。リクなんですが中也さんとの絡みいいですか? (2018年11月25日 23時) (レス) id: 9dd8bb6e10 (このIDを非表示/違反報告)
直立したアザラシ - リクエスト募集します、コメントよりお願い致します+.( ・ω・ )゚+ (2018年11月24日 16時) (レス) id: de3c4026f4 (このIDを非表示/違反報告)
直立したアザラシ - 二次元好きのAliceさん» 本当すいません……!最近1話更新するたびに間違いが発覚してて驚いてます笑ありがとうございました(*^^*) (2018年8月10日 19時) (レス) id: 047c772bde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:直立したアザラシ | 作成日時:2018年4月15日 14時