文豪たちに追われてるんだけど、どうしたらいい？

新たな追っ手 ページ4

『え、あの……、何の用ですか？』



警戒しつつ遠慮がちに聞いてみると、その男はにっこりと人好きのする笑みを浮かべた。



？「俺の友人が探していたからな」



ゆ、友人？

嫌な予感しかしないんだけど！？



そのとき、後ろから叫び声が。



太宰「織田作ッ！その子捕まえてて！」




ほらぁーーー！！！

来ちゃったじゃん！？
やばいよねこれ、てかこの……織田作さん？も敵ってことでいいんだよね！？



すぐに彼の手を振り払って今度こそ逃げようとした時にはもう囲まれていた。


帽子の人、指名手配犯、包帯男、それと……瞳の色が印象的な青年、織田作と呼ばれたこの男……。






中也「チッ、手間かけさせやがって」

太宰「さて、ちょっと来てもらうよ伊織ちゃん？」

芥川「否、彼女は我々が引き取る」

敦「お、おいで〜、怖くないよー？」

織田作「なんだ、九条は人気者だな」



『ちょっと織田作(？)さんは黙っててくださいます？』





しかもおいで〜って、私は犬か！！





『あの、なんで私のことを追いかけ回すんですか？

理由が分かりません』




？？「それについては僕が説明しましょう」


太宰「おや安吾じゃないか」




ま、また増えたーーーーー！！！






【現在私を追いかける人 : 6名】




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織田作さん生存ルートです。
苦手な方はお引き取りください、この後も登場すると思います。

イケメン怖い→←周りの人はみんな敵？

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