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あれから時々屋上に行っては"2人の秘密の場所"で川村くんと他愛もない話をした




教室ではお互いに相変わらずいろんなひとに囲まれるし、話すことは全くない



たまにサボったり、お昼休憩はご飯を一緒に食べたり、この学校で蓮くん以外に唯一、素の自分を見せれるのが川村くんだった







5月のとある日、また屋上で川村くんに会った




『私来週からお仕事で東京行かなきゃいけなくて。しばらく屋上には来れなくなるから、一応伝えとこうと思って」



壱「そうなんや。頑張ってきてな?仕事終わってまた学校来れるようなったら、またここで話そうな」



『ありがとう。ねえ、川村くんは将来こうなりたいとか、夢あるの?』



壱「実は俺EXILEみたいなアーティストになるのが夢やねん。夢っていうかなるんやろうなーって思ってて」



『川村くんがそう言うとなれる気がするね!根拠はないけど絶対なれる!』



壱「馬鹿にせーへんの?」



「え、しないよ!する訳ないじゃん!」



壱「そっか…ありがとう。大体こういう話するとなれる訳ないやんとか言われるし。笹野さんがそう言ってくれて嬉しいわ」



『私も同じようなこと言われたことあるよ。でもそんなの気にしない。自分なら叶えられると思ってずっとやってきた。そしたらドラマにも出られたし、これからもそうやって頑張っていくつもり』



壱「そうだったんや…。話してくれてありがとう。俺も夢叶えられるように、笹野さんに追いつけるように頑張るわ」



『私なんてまだ全然だけど…でもお互い頑張ろう?川村くんのこと応援してる!』



壱「笹野さんが俺のファン1号やな」



『やった!ファン1号に認定された!ファン1号として川村くんが夢を叶える瞬間が見れたらいいな』

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- こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません。。。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (3月24日 1時) (レス) @page9 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:m。 | 作成日時:2024年3月17日 18時

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