検索窓
今日:5 hit、昨日:53 hit、合計:7,288 hit

1 ページ2

2012年 春




私は新しい制服に身を包み
これから3年間過ごす校舎を目の前にし
高鳴る鼓動を抑えながら学校の門をくぐった




生徒1「あれ、笹野Aちゃんじゃない?」


生徒2「え、うそ!めっちゃかわいくない?!」





中学生の頃から女優として活動していた私は
ちょうど1年前、話題のドラマに出演させてもらっていた



こんなにすぐバレると思ってなかったなー…






あっという間に話は広がり
入学式が終わり、教室に戻った頃には


生徒女「笹野さんドラマ観てたよ!」


生徒男「俺も観てた!でもテレビで見るよりかわいいね!」


『ありがとうございます(にこ)』


生徒男「かわいいー!やばくね?」




Aの席の周りには常に人が集まり、
休憩時間には他の学年やクラスからも
Aを見にくる人集りができるようになっていた







ホームルームが終わり、帰る準備をしていると


?「A、帰るで〜」


『蓮くん?!あ、みんなごめん!帰るね。また明日!』


生徒「ばいばい〜」




蓮と並んで歩く帰り道


『教室まで迎えに来なくていいって言ったじゃん』


蓮「かわいい彼女がもう人気者になってる噂聞いたから、牽制しといた方がええかなーって思って」


『もう…心配しなくても蓮くんしか見てないよ?』


蓮「かわええなあ。すきやで」


『私もすきだよ』






女優の仕事をしていたし、高校入学に合わせて上京することも考えた



けど、蓮くんと付き合っていた私は彼を追いかけてこの学校に進学したのだ



仕事で東京に行くこともあり、一緒に居れる時間も限られている



だからこそ、同じ学校に進学し、少しでも彼と同じ時間を過ごしたかった





そんな私がこの後の出逢いで忘れられない恋をするなんて





この時は全く思いもしなかった

2→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
219人がお気に入り
設定タグ:川村壱馬 , therampage , ランペ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません。。。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (3月24日 1時) (レス) @page9 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:m。 | 作成日時:2024年3月17日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。