B型男子と同居生活 【Shota.W】

翔太と過ごす日常 ページ33

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宮舘「あ、僕は花屋さん。翔太は、、IT？」


岩本「ふっ、まあ…IT？」




あの時みんなが嘘をついてるのはなんとなぁくわかってた。だって目黒くんがずっと笑ってるんだもん。


でもさ、何か聞いても誰も教えてくれないし。
花、稼ぐ？ITなんてことはないのはわかってるよ。




宮舘「翔太は僕の幼馴染でね。お客さんから依頼された仕事を捌いてるんだけど、依頼主に花を買って行ってるんだよ。」


「へー、そうなんですね！じゃあじゅったんも？」


岩本「そーそー。この前いた全員舘さんの花屋さん使ってんの。この前はまじ笑ったなぁ〜、翔太のオンナがとか言い出した時」


「だって知らなかったんだもん、恥ずかしい」


宮舘「翔太とは？買い物に来たりするの？」


「うん、翔太がカート押す係です。」




2人は目を合わせてにやにやしてて。
岩本さんなんか耐えきれずに声を出して笑い始めた。




岩本「翔太ってさずーーーっと「スーパーで彼女と一緒にカート押したい」っつってんだもんなぁ」




夢叶ってんじゃんとか言うけど私は彼女でもなんでもないし、


翔太の部屋にお邪魔して寝てしまった朝なんてぎゅうって抱きしめてきたくせに私に気づいた瞬間
うわっ！とか言ってたし普通に失礼じゃない？翔太が抱きついてきたんだよ！ってね。




まあこうやって翔太と過ごす日常で昔の自分を取り戻せてるような感覚に陥る。




昔の自分って何だ？


康二と付き合ってた頃も、
急に目の前が暗くなった時も、
辰哉くんがそばにいてくれた日々も全部私の日常だったのに。




辰哉くんなにしてるかな。




そういえば最近は外出してることが多いのか、全然会社で辰哉くんを見かけなくなってしまった。









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