B型男子と同居生活 【Shota.W】

二日酔いの朝 ページ20

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翌日、やっぱり彼はソファで寝たままだった。




声をかけて起こすとうわ、最悪とか言いながらすぐ風呂場に行ってしまった。




朝ごはんを作ってる間にシャワーを浴びてきたようでTシャツと短パンで帰ってきた彼は一直線にクーラーのリモコンを手に取った。


まだ朝の9時前でそんなに暑くないのになぁ、




「しょったあのさー、あー二日酔い？」


渡辺「もう最悪すぎ。だから行きたくなかった」


「朝ごはん食べれる？お味噌汁だけでも、」


渡辺「あー、うん。」




私が提案しなければ食べなかったであろうお味噌汁。向かい合わせに座っても箸は持とうとしない。




「昨日ね、翔太すごい酔っ払っててさ」


渡辺「おー」


「目黒って人が連れて帰ってきてくれたよ。」


渡辺「・・・は？」




まあできるだけ自然に。私はワンプレートにしたサラダと目玉焼きに手をつけながらそんなことを言ってみた。




「妹とか彼女とか聞かれたけど、最後にはこんなハードな仕事ねーよとか言われたんだけど」


渡辺「・・・ふははっ、それで？Aはなんて返したの」


「なんのことですか？って」


渡辺「うん、正解。」




止まってた翔太は箸を持ってお味噌汁に口をつけた。
それ以上は何も話してくれなかった。




渡辺「やー、美味いわ。めちゃめちゃ体に染みる。」


「よかった、」


渡辺「もう今月も終わるねー」









翔太の今月も終わるねが聞けるのもあと8回、







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