拗らせ幼なじみの深澤くん2

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目黒「終わったわー今日も疲れたー！」


向井「今日このあとしょっぴーたちと遊び行くねんけどめめもどう？」


目黒「やば、行くわ。喋ってみたかったんだよねー、タツヤと。」


向井「Aは？来る？」


「…………」


向井「おーい、Aちゃん？」


「…………」


目黒「もちろん行くっしょ？」


「…うわっ！まっ、」







ちゃんとできてただろうか、
ちゃんと笑顔でバイトできてたんだろうか





たつのことが気になってこんなに人目を気にして仕事をするのは初めてだった







何度も何度も蓮くんに頭を小突かれて、
その度に怒られてちゃんとしなきゃって思って。






時々たつの方を見るとなんとなく目が合う気がして嬉しくて恥ずかしくて。







うつむくその横顔も見とれてしまうからぱっとこっちから目をそらしてしまって。







「あぁもう！恥ずかしくてやだ、」


目黒「ふはは、何が。いいから着替えてこいよ。」








気持ちの整理ができなかった。




ねぇ、康二くんいつからたつとお友達だったの？




ずっと私の話を聞いて笑ってたけどもう恥ずかしくてたまんないよ、





かっこよくてもうヤダ、、やだやだやだ！







目があったことを思い出すだけで全身が熱くなって。






・・・恥ずかしい、









もう、、、









好き………









あの頃よりも気持ちはずっと大きくなってしまってた。





たつから離れるためにこっちにきたのに。
胸がドキドキして苦しい、








更衣室の鏡を見ては顔を両手で覆っての繰り返しだった。









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