ザ ランペイジ ガール

森 ページ22

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海青side









｢ これどうやるの？｣









最近、某ゲーム会社さんから発売された、


某どうぶつの森(言っちゃってる)を買った俺


ガチ勢、とインスタのストーリーにあげたら


Aがいいな、と目をキラキラさせてきたから貸してあげた









陸 ｢ 海青、よくAに貸すね(笑)｣





昂秀 ｢ 絶っっっっ対やめた方がいいっすよ ｣





山彰 ｢ 昂秀は被害者だもんな ｣









この会話を聞いて察したと思いますが


Aは前に昂秀のゲームデータを消したという前科があります









海青 ｢ まあ貸した以上、消されても文句言えないですね(笑)｣





翔平 ｢ お前、太っ腹やん！｣









｢ かいせー、なんかいるー！｣









ゲーム機を持つと普段、少し低血圧なAも


小学生みたいに幼くなる


まあこれが皆さんが想像してたような紅一点って感じ









海青 ｢ サメやん！A釣って！！｣





｢ サメなの？！｣





海青 ｢ 慎重にな ｣





｢ 任せろ ｣









やったー、とAが喜ぶ声が楽屋に響いた


どうやらサメを釣ることに成功したらしい









｢ サメだ〜〜 ｣





｢ 翔吾さん見て！サメ釣った！｣





翔吾 ｢ ええ！すごいやんA！｣









｢ 健太さん見て！サメ釣った！｣





健太 ｢ 結構リアルだねえ ｣









今日はテンションがゼロの日な健太さんでも


いつもとは違うAに頬を緩ませている









海青 ｢ コバンザメやん ｣





｢ え！コバンザメってほんとにいるんだ ｣









｢ 昂秀と龍ちゃん釣った！！｣





龍 ｢ ん？？(笑)｣





昂秀 ｢ まじで何言ってるか分かんないっす ｣





｢ コバンザメ釣った！！｣









例のハイアンドローの北人さんのセリフのやつだ


コバンザメってほんとにいるんだね、ってバカ発言する









｢ かいせー、ハチに刺された(笑)｣









楽しそうだな









海青 ｢ Aのデータ、つくる？｣





｢ え！いいの？！｣









そうすれば俺のデータ消されるリスク減るし


きっとそっちの方が安全









｢ わーい！見て見て！私のデータつくってくれた！｣









それから俺の知らない間にやり込んでたみたいだけど


毎回セーブするの忘れてたらしくて


一向に進んでなかった

一枚上手→←甘

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