ザ ランペイジ ガール

理解者 ページ16

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玲於 ｢ おま、(笑) まじ馬鹿だろ(笑) ｣





隼 ｢ Aさいこう(笑) ｣





｢ 笑い事じゃないです… ｣









今日あったことを聞いて欲しくて玲於さんにラインしたら


じゃあご飯いこって誘われた


もれなく隼くんもいる









隼 ｢ 普通、自分に嫉妬してるんですか？なんて言わないでしょ(笑)｣





｢ だって、！！ ムカついたんですもん… ｣





玲於 ｢ まあそれは腹立つわ(笑)｣









さっきからずっと笑ってる2人


私は真剣に話してるんだけど…









玲於 ｢ てか、んな奴ほっとけば？｣





隼 ｢ そうだよ！ そいつがAのこと必要としてないだけで、他のみんなは違うんだから！｣









他のみんなは、









｢ 他のみんなは、ほんとに私の事を必要としてるんですかね ｣





｢ 最近自信ないんですよねえ ｣





玲於 ｢ あれだろ、いつものネガティブゾーン ｣





隼 ｢ あー、情緒不安定のやつね ｣





玲於 ｢ 1回入ると当分抜けないやつ ｣









こりゃ長くなるぞ、なんて隼くんに言われた


明日も仕事かあ









｢ 玲於くんでも隼くんでもいいんで私の事連れ去ってくれません？｣





隼 ｢ 俺らが捕まるかんね？(笑)｣





玲於 ｢ どうせ仕事行きたくねえとか思ってんでしょ ｣





｢ ごもっともです ｣





玲於 ｢ 別にAがいなくなる必要ないんじゃね？｣









もっと怖い人いましたここに。









隼 ｢ ていうか、みんなその子のこと嫌いなんでしょ？｣





｢ 嫌いというか、苦手とは言ってました ｣





玲於 ｢ 苦手って言うやつの苦手は嫌いってことなの ｣









なるほど、なんて納得いけば楽なんだろうけど









｢ あと4ヶ月も持ちますかね、わたし ｣





隼 ｢ 無理でしょ ｣





｢ 隼くん、！！！！！！！｣









なんて酷いこと言う先輩なんだ









玲於 ｢ まあお前はそうやって言われた方がやる気でんじゃねえの？｣





｢ え？｣









確かに、そうなのかもしれない


この人たちは私より私を理解してくれてるなあ、なんて


ちょっと感謝したのは秘密

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