１７人目【１】

▽番外編 ページ34

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陸side





『 ああーーーーーーーーーーねむ 』


慎 「 寝る前に着替えて 」


『 まこ着替えさせて 』


慎 「 … 」


陣 「 自分で着替えろ！そしてまこっちゃんもやろうとすんな！」





出番が終わり、楽屋にはけてきたみんな


各自、帰る支度をしているのにフラフラそこら辺を歩き回るA





『 なんか今日の昂秀むかつく 』





なんて、急に言い出したうちのお姫様


言われた本人なんて口開けて唖然としてるし、(笑)





昂 「 …俺なんかしたっけ 」


『 うん 』


昂 「 え、なにごめん謝るから教えて 」


『 昂秀のくせに今日かっこよかったむかつくうざ 』





…いいな昂秀、俺もそんな事言われたい


ニヤニヤしてるしくそーー！！！！





昂 「 今日かっこよかった俺？」


『 うざいけどそう見えた 』


昂 「 いつもじゃなくて？」


『 調子乗んな 』





『 りーーくさーーん 』





昂秀と話してたかと思えば次は俺に抱きついてきたA


可愛すぎっ…！！！





陸 「 なーにーA 」


『 陸さんにぎゅうすると落ち着く 』


陸 「 いつでもぎゅうしてあげるよ 」


『 いつでも行くね 』





そう言いながら俺の前髪をサラサラしてくるA


そういえば髪切ったこと1番に気づいてくれたなあ





『 陸さん、今日めちゃくちゃ前髪邪魔そうにしてたね(笑)』


陸 「 あ、バレてた？(笑) 切ったはいいんだけど微妙な長さなんだよね〜 」


『 陸さん見る度かきあげてたもん(笑)』


陸 「 恥ずかしいな(笑)」





ふわふわしてるようにみえてこうやってメンバー
一人一人のことをちゃんとAは見てくれている


俺らがAを見守るように、Aも俺らを見守っててくれてるって思うと


自然と頑張ろうって思えた





『 山彰さんめちゃくちゃ可愛かった… 』


陸 「 そうなの？(笑)」


『 うん、女の子より可愛かった 』





毎日頑張れてるのはAのおかげだなって改めて思えた瞬間でした

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