お兄ちゃんとその彼氏。【赤緑】

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緑「やから、…っ、大毅は女の子の方がええんやろ！？」


赤「んなこと言うてへんやろって、被害妄想やんけ！！」






あれから私が大毅さんに説明したら、「こんなガキの言うこと信じるんか！？」なんて言い出して2人の喧嘩が勃発した。






緑「も、大毅なんか嫌い…っ、話しかけんといてっ、」


赤「はいはいわーった、話しかけなかったらええんやろ？俺やってともなんか嫌いやわ！！」






その瞬間、お兄ちゃんの目から次々と涙が溢れた。



いや、お前。そこのクソガキ。


流石にイラついたとしてもこの状況で「嫌い」はダメでしょ。







「ちょ、大毅さん、あのさぁ…！」






文句を言い散らかそうとした、その時。



大毅さんがお兄ちゃんをきつく抱き締めた。



そして、軽くキスを落とした。



…………！？！？！？！？！？！？！？！？







赤「ごめ、…泣かせて、本間にごめん」


緑「…アホ、ほんまアホ…」


赤「嫌いなんて嘘やから、…好きや、愛してる、」






そう言って何度もキスを交わす2人。



…私は見てもいいの？いいんだよね？だって私の目の前でやってくれてるもんね？？



鼻の奥から鉄の匂いがするぜこの野郎。






赤「…おい、それさっきなんやろ？」


「うん、ほんとについさっき」


赤「はぁ、…それ、俺の姉ちゃん」


「………はぁ！？！？」


緑「…そういえばA、大毅の兄弟と会ったことないもんなぁ、」







クスクスと笑う2人。


何と紛らわしい。


てか大毅さんどころかメンバーの誰の兄弟とも会ったことないわ！！！







緑「ほんで、何しとったん…？」


赤「…ほんっま、このガキが居ると雰囲気もへったくれもあらへんわ…」


「悪かったな」






お兄ちゃんの足元に跪く大毅さん。



帰ってきた時から持っていた紙袋から、四角い箱を出した。






緑「…え」


赤「…こんなとこで言いたなかったけど、…結婚、しよう」


「…………え！？！？！？！？？」






それからの私の記憶はない。


お兄ちゃんから聞いた話では、私が鼻血を噴水のように出したらしい。


………いやそれどころじゃないでしょ！！！！！


どうなったの！！！？？？！ねえ！！！



だがしかし、誰もその問いには答えてくれなかった…。(大号泣)









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緑「…っ、俺で、良ければ…」


赤「ほ、本間…？良かった…」


緑「ツアーで言うこと、増えてもうたね？」


赤「ま、俺ららしくのんびりいこな」








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リクありがとう！！！

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