お兄ちゃんとその彼氏。【赤緑】

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赤side
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翌日、うちの会社のお偉いさんに謝りに行った。


俺1人で行くって言うたんに、ともも行くって聞かんくて。





『これ、本間なんか？』


赤「…はい、事実です」


緑「…すんませんでした、」





あぁもう、ともは謝らんでええのに。


そない泣きそうな顔されたら抱き締めたなるわ。





『別に、偏見とかはないんやで？それに世間でも批判とかは無いから今のままでええし。でも、ファンがどう思うか…』


緑「そう、ですよね」


赤「俺らからちゃんと説明します。ファンにも、世間にも納得してもらえるように。やから任せて下さい、」





俺がそう言うと、それでこそ重岡や！なんて言われた。


隣にともが居るから格好付けたいだけで、別に普段俺そういうキャラとちゃうんやけど。


とりあえず、ジャニーズは辞めへんくてええみたいで一安心やわ。






赤「ほな、失礼します」


緑「…失礼します、」





ドアを閉めて、外へと出た。


少し歩いてから、最初から最後まで暗い顔で今もちょっぴり涙目なともの手を握る。





緑「え、ちょっ、また撮られてもうたら…」


赤「別にええの。そん時はそん時！これから説明するんやし、な？」


緑「…もう、アホ」


赤「ふふ、好きやで」


緑「…俺も、好き」





こら！！！！！


外でそない可愛え顔晒すなっていつも言うてるやろ！？！？


そう叫んで、とものおでこにデコピンをかました。









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家に帰り、ともと一緒にソファに座って、スマホを開いた。


さて、ここからやな。







赤「…ジャス民、許してくれるやろか」


緑「…俺は、大毅との関係を肯定してくれる人が居るんなら否定する人も居るのは当然やから、それは我慢出来んねん」


赤「うん、」


緑「…でもっ、メンバーのファンが俺らのせいで居らんくなったりとか、このことでメンバーに迷惑かけてまうのが、1番嫌やねん…」


赤「…そうやな。俺もそうやで、もう泣かんといて？」





泣き出してしまったともを優しく抱き締める。


…自分のことより他人のこと第一に考えるんやから、本間にもう。





赤「…大丈夫。1人でも応援してくれるんやったら、俺らはそれに全力で答える。今までもそうやったやろ？」


緑「…うん、」


赤「メンバーもきっとそんなことで迷惑なんて思うたりせんと思うで？…ほな、メンバーとジャス民に話そか。ほんで俺らのこと、ちゃんと認めて貰お？」


緑「うんっ、」





にこっと笑ったともに１つキスを落とした。


…よしっ、まずはメンバーからやな！






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