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佐藤針様宅
◆カザミ先輩
呼び方「カザミ先輩」/「カザミさん」
・2人とも魔法学校に潜入する魔術師同士。お互い敵対はせず、利害が一致すれば協力する関係。
・学校での生活ではこれといって関わりはない。どちらかが魔術師とバレた場合、接点があると何かしら疑われる可能性があると考慮しているためでもある。
・彼の所属するヘルメスの裏切りを許さない精神から、クルールから好んで対立しようとすることはほぼない。また、それは相手方も同様に考えており、お互いの事情に深く踏み込むことはない様子。
・クルールは彼から100の信頼を得ることはできないと考えており、『自分が疑われる可能性はある』と頭の片隅で意識している。必要以上に彼の不信感を煽らないことを第一とするため、積極的にズカズカと踏み込みに行くことはない。ただ、お互いの信念を話したとしてもおそらくは「理解できない」という答えに辿り着きそうではある。
・お互いが魔術師であることを知ったのは、カザミ先輩とクルールのターゲットが被ったことがきっかけ。
カザミ先輩ははヘルメスからとある貴族の家の生徒の殺害を命令され、またその生徒はクルールの身辺を嗅ぎ回っていたため、クルールの蹴落としの対象にもなっていたため、その中で互いの存在を認知した。なお、その生徒は始末された。
・カザミ先輩が魔術師だと知った当初は、まさか白寮の監督生がこちら側だと思っていなかったと驚いたらしい。 『ヘルメスのボスに育てられた魔術師が潜入している』とまでは上司から聞かされていたものの、クルールにとっては予想外の出来事であった。
「白寮の監督生って、投票で選ばれるんでしょ。
……まさか魔術師だなんて思わないでしょうね、白寮のみんなは。オレだって思いませんでしたし」
「
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作者名：麩 | 作者ホームページ：
作成日時：2021年9月22日 2時
