My First and Last (ページ7)

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「えっ...」

僕が思わずしてしまった行動に
Aは驚いて少し後ろに下がった。
そりゃそうだ、びっくりするに決まってる。
というか、何よりも
自分が1番びっくりしている。

MK「あ、ちょ、えっ？ご、ごめん//」

「いや...ううん、私こそごめん//」

MK「な、なんでAが謝るの？
うわ～、なんか俺変態みたいだぁーーー//」

そう言って机に伏せる。
だってこんな顔見せられないし、
Aに合わせる顔がない。
あーーーーーー！
もう本当に変態だぁーーー//

「ふふっ。マーク、気にしないで？
だからほら、顔を上げてよ。」

Aはこんな僕に怒ることなく、
むしろ優しくそう言ってくれた。

MK「本当に、まじでごめん。」

そう言って渋々顔を上げ、
Aの顔を見ると、少し目が潤んでいた。
夕陽のせいか、顔も赤く見える。

「ううん、違うの。謝らないで？
むしろ、ちょっと...うれしかった。///」

照れながらそう言うAを見て
髪に触れたいと思った以上の気持ちが
胸の奥からワッとあふれてきた。

MK「あのさ、このあと一緒に帰ろうか。」

「...うん。」

そうか、

僕はもうとっくに

Aに恋をしている。