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DN「おはよ。」
MK「おはよ。」
DN「なんか、今日いつもより眠そうだね。」
MK「...そう？勉強してたからかな？ハハ。」
そう言ってごまかした。
けどドンヒョクはふーんと言いながら
何か言いたげな表情だったけど
いつもの調子に戻って
今日の時間割がどうとかこうとか話し出した。
本当は、勉強なんかしてない。
むしろ考えごとをして、
なかなか寝付けなかった。
その原因は...
どんっ
MK「うわっ！」
「おはよ！マーク、ドンヒョク！」
いきなり後ろから誰かに叩かれて、
振り向けばそこにはAがいた。
そう、彼女こそ僕の寝不足の原因さん。
DN「心臓に悪いな〜。今日も元気だね。」
「ごめんごめん。マークもごめんね？」
そう言ってAが顔を覗き込んできた。
こういうの本当に勘弁してほしいんだけど...
MK「あ...いや、大丈夫。おはよ、A。」
「おはよ。どうしたの？なんか顔色悪くない？」
DN「やっぱAもそう思う？」
「なんか...寝不足っぽいね。」
MK「本当に大丈夫だよ、大袈裟だって〜。」
「本当に？ねぇねぇ、それよりさ、
マーク、黒板見て？」
MK「え？」
言われるがままに黒板を見ると
日直のところに僕とAの名前があった。
「ということで、今日は相方よろしくね。」
そう言ってAはニコッと笑った。
なんだろう、普段はとてもめんどくさいのに
今日は日直という仕事が特別に思えてきた。
それはきっとこの笑顔の魔法なんだろう。
もしそうなら、Aはすごい人だ。
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作者名：みぽ | 作成日時：2017年8月14日 23時
