＃４「ホームシック」 ページ4
Aside
浅野「おはよう、朝比奈さん。…いや、これからは"A"と呼ぶべきか」
『…えっと…お、おはよう……学秀、くん…？』
浅野「学秀で構わない。さ、僕が教室まで送ろう」
『…あぁ、うん…』
玄関で浅野くん…学秀に遭遇した私は、久しぶりに話したせいか、学秀が放つ独特なオーラにすっかり圧倒され…今にも連れ去られそうになっていた。
＿＿＿が、"あの人"がそれを良しとするはずもなく…
業「何勝手に人の彼女拉致ろうとしてんの？」
結局、私は教室まで2人に送ってもらう事になり、教室に着くまでの間、2人は私の頭上でずっと言い合いをしていた。
周りの視線が痛い…
それでも一度(ひとたび)教室に入れば私はやっぱりひとりぼっちで、今日も私は…退屈な1日を1人で退屈に過ごした。
次の日も、
その次の日も、
そのまた次の日も。
高校生にもなって新しい友達の1人も作れないなんて…情けないな、私。
授業はただ話を聞いてノートをとるだけ。
春休みにカルマと予習していたおかげでだいぶ先の内容まで既に頭に入っていた私は、いつも板書を写すだけ写して暇さえあれば物思いにふけっていた。
��E組に戻りたい��
この手に残ったナイフと銃の感覚。
皆の笑い声、温もり。
卒業してまだ1か月も経ってないのに、全てが懐かしくて…恋しくてたまらない。
皆に…会いに行こうかな。
カルマside
浅野「前期の学級委員だが、"副委員長"は赤羽。書記は…＿＿＿」
業「はぁ？ 副委員長なんて俺やりたくないんだけど。ていうか、フツーに立候補で決めればいいじゃん。その方が"委員長"の負担も減って仕事が楽になるんじゃないの？」
浅野が委員長に立候補する事は誰もがわかってた事だし、委員長が浅野なら他の学級委員の枠も浅野の信者達ですぐに埋まると思ってた。
だから俺は端から楽で暇そうな委員会を選ぶ気でいたんだけど…
浅野「では聞くが、赤羽が副委員長を務める事に異議のある者は挙手を。いなければこのまま進行を続けさせてもらうが」
わかってはいたけど、浅野の駒たちがこの空気の中、浅野に反抗なんてするはずないよね。
…ま、面倒な仕事は全部あいつに押しつけてサボればいっか。
『…それでそのまま副委員長に…なんていうか、その…大丈夫？』
業「何が？」
＿＿＿この日の帰り、Aは家に着くまでの間ずっとクスクスと笑ってて…
『…学秀と仲良くね』
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みあ(プロフ) - キャッスさん» 返信が遅くなってすみません！ 続きを待って下さっている方がいると知って大変驚いてます！ 今リハビリも兼ねて新しく暗殺教室の夢小説を書いているのですが、それが終わったらまたこっちに戻って来ますので、その時はまた読みに来てもらえると嬉しいです！ (2019年5月21日 22時) (
レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
キャッス(プロフ) - 続きの話、待ってます (2019年5月16日 21時) (レス) id: 5b08fabd27 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - ざん、残暑バテ(*_*) (2018年9月8日 18時) (レス) id: 59f2380279 (このIDを非表示/違反報告)
ルラ - カルマも浅野君もめっちゃいい (2018年9月2日 19時) (レス) id: e6ca85b3e9 (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - なおさん/汐海＊SHIOUMI＊さん» 水着カルマくんが目の前にいたら勢いで執筆がかなりはかどりそうな気がしてならないね！ もうこんなに暑いとなんも頭回らなくてなんにも進まなくて… とりあえず早く夏終わってくれ〜！ (2018年8月26日 15時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みあ
| 作成日時：2018年5月20日 0時
