＃２「バトル開始」 ページ2
カルマside
クラスの振り分け方なんて大体どこも同じ。
だからAとクラスが離れる事は初めからわかってた。
……けど、これはさすがに予想外だったわ。
業「なんで浅野クンがここにいるわけ？」
浅野「それはこっちの台詞だ、と言いたいところだが…」
1年生はA〜Dの全4クラス。
全クラスが内部進学者と外部受験者の男女混合クラス。
一般的にクラス分けは各クラスの平均点に差が出ないように生徒の成績で振り分けるから、俺が浅野と同じクラスになる事はまずありえない。
なのに、俺と浅野は同じA組で、Aは隣のB組。
浅野の話によると、内部進学組は三学期期末に俺らの入試と同じ問題で試験を受けていて、今回のクラス分けはその試験の成績順になっているらしい。
業「つまり、俺と浅野クンは同点だったからクラスも同じって事？」
浅野「残念だがそういう事だ」
業「ふ〜ん…けどこれじゃ、かなりバランスが悪くなると思うんだけど」
浅野「確かに他と比べてA組の平均点が高くなっている事は否めないが、C組には蓮と瀬尾、D組は荒木と小山がいる」
B組にもAほどじゃないけど、そこそこできる奴が何人かいるみたいで…だとすると、B〜D組の学力はほぼ横並びと考えていいかもね。
浅野「折角こうしてクラスメイトになったんだ。……赤羽。君とはこれまで以上にハイレベルな勝負ができる事を期待しているよ」
業「別に勝負するのは構わないけど、浅野クンじゃ俺の相手にならないと思うよ？」
登校初日、しかも朝っぱらから浅野に盛大に絡まれた俺は、その後もなんだかんだで浅野と行動を共にした。
業「浅野クンってさ、実は友達いないでしょ」
浅野「勘違いするな。僕の交友関係の広さは君なんかの比じゃない。僕はA組の支配者(リーダー)だ。だから君のような問題児は、常に僕の監視下に置いて正しく導く必要がある」
…ま、正確には浅野が勝手に俺について回ってるだけなんだけど。
俺と浅野は出席番号が1番と2番で席も前後だから今は逃げようがないし、だったらこのまましばらく放っとくしかないよね。
業「じゃ、俺これからAとデートだから」
帰りのHRが終わってやっと浅野から解放された俺は、挨拶代わりに今の浅野にとって一番キツい一撃をお見舞いした。
浅野「随分と余裕だな、赤羽。…まぁいい。そうしていられるのも今だけだろうからな」
今だけ、ねぇ…
業「へーえ。まだ諦めてなかったんだ」
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みあ(プロフ) - キャッスさん» 返信が遅くなってすみません！ 続きを待って下さっている方がいると知って大変驚いてます！ 今リハビリも兼ねて新しく暗殺教室の夢小説を書いているのですが、それが終わったらまたこっちに戻って来ますので、その時はまた読みに来てもらえると嬉しいです！ (2019年5月21日 22時) (
レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
キャッス(プロフ) - 続きの話、待ってます (2019年5月16日 21時) (レス) id: 5b08fabd27 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - ざん、残暑バテ(*_*) (2018年9月8日 18時) (レス) id: 59f2380279 (このIDを非表示/違反報告)
ルラ - カルマも浅野君もめっちゃいい (2018年9月2日 19時) (レス) id: e6ca85b3e9 (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - なおさん/汐海＊SHIOUMI＊さん» 水着カルマくんが目の前にいたら勢いで執筆がかなりはかどりそうな気がしてならないね！ もうこんなに暑いとなんも頭回らなくてなんにも進まなくて… とりあえず早く夏終わってくれ〜！ (2018年8月26日 15時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みあ
| 作成日時：2018年5月20日 0時
