第306話 花びらの時間 ページ10
Aside
ビッチ先生が学校に来なくなって…今日でもう3日。
ケータイもつながらず、GPSや公共の監視カメラにも気配がないビッチ先生を、皆が心配している。
千葉「まさか…こんなんでバイバイとか無いよな」
花屋「そんな事はないよ。彼女にはまだやってもらう事がある」
あれ…今の声、どこかで…
！！？
え、なんで…？
この間の花屋さんが、どうして教室(ここ)にいるの？
花屋「僕は、"死神"と呼ばれる殺し屋です。今から君達に、授業をしたいと思います」
教卓に置かれた白い花束と、にこやかに微笑む死神。
思わず目を疑うその光景に…
私は声を出す事すらできなかった＿＿＿
カルマside
死神は…平然と教室に溶け込んで来た。
あのビッチが学校に来なくなったのは…死神に誘拐されたから。
死神「手短に言います。彼女の命を守りたければ、先生方には決して言わず、君達全員で、僕が指定する場所に来なさい」
来たくなければ来なくていい、その時はビッチの方を俺等に届ける。
全員に平等に行き渡るように、"小分け"にして。
そして次のターゲットは…俺等のうちの誰かにする。
死神は穏やかな表情のまま、平然と恐ろしい事を口にしている。
警戒"できない"。
怖くないって、実は一番怖いんだなって初めて思った。
肝だめしの時に、奥田さんに言った言葉を思い出す。
人間が死神を刈り取る事などできはしない。
死神はそう言って、持って来た花束を真上に高く放り投げた。
無数の花びらが教卓の周辺を舞い、俺等がそれに気を取られている隙に、死神が教室から姿を消す。
死神「畏れるなかれ。死神が人を刈り取るのみだ」
磯貝が死神の残したメモを拾い上げる。
磯貝「"今夜18時までに…クラス全員で地図の場所に来て下さい"…か」
死神の目的は、俺等を人質にして殺せんせーをおびき出す事。
鷹岡やシロの時と同じ…
でも、今回はその時と遥かにレベルが違う。
行っても行かなくても、俺等の中の誰か、または全員が殺される可能性がある。
命の保証なんて…どこにもない。
寺坂「使うか？」
寺坂が手に持っているのは…超体育着。
中村「守るために使う…だね」
寺坂「最高の殺し屋だか知らねーがよ、そう簡単に計画通りにさせるかよ」
さすが直情バカ。
皆もすっかり殺る気になってる。
こうなったら…もう、行くしかないよね。
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みあ(プロフ) - ちぃさん» お待たせしました！ 続編、ついに公開しました！(といっても、今はまだ設定しか載せてないです、すみません…) また読んでいてついニヤけてしまうような面白いお話を書けるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願い致します！ (2016年6月14日 0時) (
レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - リナさん» 返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。続編、やっとできました！ まだ設定しか載せてないんですけど、これから続きのお話も完成次第載せていくので、良かったらまた読みに来て下さい！ お待ちしてます！ (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - 矢澤ありすさん» お久しぶりです、みあです。これは事後報告になるのですが、小説の説明文に矢澤ありすさんの作品のURLを勝手ながら貼らせていただきました。理由はイラストと一緒に書かれていた文章が読んでいてとても嬉しかったからです。報告が遅くなり、申し訳ありません。 (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - salomeさん» ずっと返信ができてなくて申し訳ありません。お名前変わったんですね！ これからも宜しくお願い致します。まずは7のコメントを全てチェックして返信した後に0の方のコメントもチェックしにいきますね！ (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - ひよこリュナさん» ご無沙汰しております、みあです！ つい数分前についに続編を公開しましたので、この場を借りてご報告させていただきます！ まだ設定しか載せてませんが、是非8の方もよろしくお願い致します！ (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みあ
| 作成日時：2016年4月11日 0時
