第344話 お泊まりの時間 ページ48
Aside
あれからカルマは、いつものように私を家の前まで送ってくれた。
業「着替えを取りに一旦家に帰るけど、またすぐ来るから」
『…うん、わかった』
業「じゃ、また後で♪」
カルマはそう言って私の頬に軽くキスをすると、どこか足取り軽く帰って行った。
なんか今日は長い1日だったなぁ…
もうこのままベッドに横になりたい。
そして朝まで起きたくない。
けど、今は急いでお風呂に入らないと…
カルマはなぜかいつも私と一緒にお風呂に入りたがる。
多分、今日も…
だから私は、カルマが来る前に先にお風呂を済ませる事にした。
ゆっくり湯船につかっている時間はないから、お湯はためずにシャワーで済ませて、猛スピードで着替える。
あとは髪を乾かして…
業「あれ? もうお風呂入っちゃったの?」
『…あ、うん…』
危なかったぁ…ギリギリセーフ。
業「えー、一緒に入りたかったのに」
ほら、やっぱり。
『…そ、そうだったんだ…なんかごめんね』
業「いや、絶対わかってて先に入ったでしょ」
ゔっ、鋭い…
カルマside
俺に怒ったり、俺のせいで機嫌を悪くしたり…それでもAは、こうやって俺を家に泊めてくれて、今は俺のためにご飯を作ってくれている。
欲をいえば、お風呂も一緒に入りたかったんだけど…ま、今回は仕方無いよね。
また今度ゆっくり入ればいいや。
その時は…今回の分も含めて、いっぱいいじめてあげなきゃ。
Aがご飯を作っている間に俺もお風呂に入って、一緒にご飯を食べて、ゲームで対戦して、暗殺の計画も立てて…
そんな事をしているうちに、時間はあっという間に過ぎていく…
『…カルマ、そろそろ寝よ』
業「え、もうそんな時間? まだ遊び足りないんだけど」
『…私達、明日も学校だよ』
業「はいはい。あ、そうだ。A、今日は寝る時これ使いなよ」
そう言って俺は、家から持ってきた"イイもの"をAに手渡した。
『…もしかして…これがカルマの言ってた"イイもの"?』
業「うん、そうだよ」
_______________
※この続きは"R"よりお楽しみ下さい。
作品名:【赤羽業】赤髪くんの味方をしたら、E組に落とされた。R
Rの閲覧方法は"Q"の掲示板に記載がございますので、まずはそちらをご確認下さい。
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みあ(プロフ) - ちぃさん» お待たせしました! 続編、ついに公開しました!(といっても、今はまだ設定しか載せてないです、すみません…) また読んでいてついニヤけてしまうような面白いお話を書けるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願い致します! (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - リナさん» 返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。続編、やっとできました! まだ設定しか載せてないんですけど、これから続きのお話も完成次第載せていくので、良かったらまた読みに来て下さい! お待ちしてます! (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - 矢澤ありすさん» お久しぶりです、みあです。これは事後報告になるのですが、小説の説明文に矢澤ありすさんの作品のURLを勝手ながら貼らせていただきました。理由はイラストと一緒に書かれていた文章が読んでいてとても嬉しかったからです。報告が遅くなり、申し訳ありません。 (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - salomeさん» ずっと返信ができてなくて申し訳ありません。お名前変わったんですね! これからも宜しくお願い致します。まずは7のコメントを全てチェックして返信した後に0の方のコメントもチェックしにいきますね! (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - ひよこリュナさん» ご無沙汰しております、みあです! つい数分前についに続編を公開しましたので、この場を借りてご報告させていただきます! まだ設定しか載せてませんが、是非8の方もよろしくお願い致します! (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みあ | 作成日時:2016年4月11日 0時