第343話 ストップの時間 ページ47
カルマside
逃げ腰になっているAの後ろに腕を回し、後頭部を手でガッチリと押さえる。
業「ダメじゃん、俺以外の男にこんなかわいい顔見せたら」
『…カルマ、ちょっと待って…///』
業「ダメ、待てない」
『…そ、んな……ゃ…ン///』
あぁ…本トかわいい。
待って、なんて言っておきながら、俺がちょっと舌を入れただけでこんなに感じちゃうなんて…
もう皆に見られてもいいから、ここでAを襲ってしまいたい。
ここまできたら…キスだけじゃ物足りない。
少しずつAを押し倒して…Aの後頭部を押さえている俺の肘が下についたところで、空いている手をスカートの中に…
殺「ストップです、カルマくん!///」
『…こ、殺せんせー…///』
俺等の前に、突如どこか興奮気味の殺せんせーが現れた。
殺「健全な中学生がこんな所で…これ以上はダメですよ、絶対にダメです!///」
業「はァ⁉ こういう時に邪魔が入るの俺すっげぇ嫌なんだけど。ていうか、なんでダメなの? 俺とAはちゃんと付き合って…」
殺「君達がよければいいってもんじゃありません! 周りをよく見て!///」
殺せんせーにそう言われて、ふと校舎の方を見てみると…
業・朝比奈「「 …あ 」」
皆が顔を真っ赤にして、廊下の窓から俺等の事を見ていた。
業「ねー、機嫌直してよー」
『…直しません』
Aは皆に俺とキスしてるトコを見られたのが相当恥ずかしかったのか、あれからずっと機嫌が悪い。
業「別にいいじゃん、キスくらい。もう何回か見られてるんだし」
『…そういう問題じゃ…それに、もし殺せんせーが止めに入らなかったら…キスだけじゃ終わらなかったでしょ///』
業「まぁ…最後までしちゃってたかもね」
Aがピタッと立ち止まって俺を睨む。
業「そんな上目遣いで睨まれても、全然怖くないんだけど」
『…あ、そう』
そう言って1人ですたすたと歩き出すAの腕を掴んで強く引き、Aを後ろからギュッと抱きしめる。
『…離して///』
業「って言ってるわりには、顔が赤いけど?」
わざとAの耳元で囁く。
『…いいから離して///』
業「いいよ、離してあげる。その代わり…今日Aん家に泊めて」
『…は?』
業「さっきのお詫びに、"イイもの"持ってくから。ね? お願い」
328人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「赤羽業」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みあ(プロフ) - ちぃさん» お待たせしました! 続編、ついに公開しました!(といっても、今はまだ設定しか載せてないです、すみません…) また読んでいてついニヤけてしまうような面白いお話を書けるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願い致します! (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - リナさん» 返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。続編、やっとできました! まだ設定しか載せてないんですけど、これから続きのお話も完成次第載せていくので、良かったらまた読みに来て下さい! お待ちしてます! (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - 矢澤ありすさん» お久しぶりです、みあです。これは事後報告になるのですが、小説の説明文に矢澤ありすさんの作品のURLを勝手ながら貼らせていただきました。理由はイラストと一緒に書かれていた文章が読んでいてとても嬉しかったからです。報告が遅くなり、申し訳ありません。 (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - salomeさん» ずっと返信ができてなくて申し訳ありません。お名前変わったんですね! これからも宜しくお願い致します。まずは7のコメントを全てチェックして返信した後に0の方のコメントもチェックしにいきますね! (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - ひよこリュナさん» ご無沙汰しております、みあです! つい数分前についに続編を公開しましたので、この場を借りてご報告させていただきます! まだ設定しか載せてませんが、是非8の方もよろしくお願い致します! (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みあ | 作成日時:2016年4月11日 0時