第336話 冷淡の時間 ページ40
渚side
業「ねぇ、渚くん。なんか俺、Aを怒らせちゃったみたいなんだけど」
渚「…えっ」
何、この展開。
さっきまであんなに楽しそうに話してたのに…
カルマくんが言うには、毒薬を使った暗殺計画について3人で楽しく話していると、朝比奈さんが突然何かを思い出したかのように、急にカルマくんに対して冷たくなったらしい。
奥田さんが朝比奈さんをなだめようと頑張ってくれたものの、全く効果がなかったみたいで…
杉野「なんで朝比奈は怒ってんだ？」
業「うーん…それが全然わかんないんだよね」
朝比奈さんを怒らせてしまったと言っているわりには、カルマくんはいつも通り飄々としている。
でも、あのカルマくんがわざわざ僕等のところにそんな事を言いに来たって事は…
もしかして…カルマくん、実はかなり動揺してる…？
ふと茅野の方を見ると、茅野も僕と同じ事を思っているみたいだった。
渚「まずは朝比奈さんが怒ってる理由をつきとめよう」
茅野「私、Aちゃん達のトコに行って探ってくる！」
杉野「おう。頼んだぜ、茅野」
茅野が席を立ち、奥田さんと話している朝比奈さんに声をかける。
渚「朝比奈さんがカルマくんに対して怒るなんて…カルマくん、本トに心当たりないの？」
業「心当たりねぇ…ありすぎて逆にわかんないや」
渚「そ、そっか…」
カルマくんは朝比奈さんの家の合鍵を勝手に作っちゃうくらいだから、他にも裏で何かとんでもない事をしてきたに違いない。
その中のどれか、あるいは全部がバレて…それで朝比奈さんは怒ってるのかもしれない。
茅野「ただいま〜…」
渚「おかえり、茅野。どうだった？」
茅野「それがね…」
茅野の報告では、僕等の作戦はなぜか朝比奈さんに筒抜けで、有力な情報は何も得られなかったらしい。
業「Aは耳がいいから、ああやって奥田さんと話しながらも、俺等の会話にずっと耳を傾けてたのかもね」
そうか…カルマくんが僕等のところに来た時点で、朝比奈さんは僕等全員を警戒してたんだ。
杉野「どーすんだよ。もしかしたらこの会話も全部聞こえちまってるって事だろ？ もう俺等じゃどうにも…」
殺「さぁ、皆さん。席について下さい。授業を始めます」
休み時間が終わって、殺せんせーが教室に入って来た。
ここで時間切れか…
渚「カルマくん、ごめんね。なんの役にも立てなくて…」
業「…いや、充分だよ」
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みあ(プロフ) - ちぃさん» お待たせしました！ 続編、ついに公開しました！(といっても、今はまだ設定しか載せてないです、すみません…) また読んでいてついニヤけてしまうような面白いお話を書けるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願い致します！ (2016年6月14日 0時) (
レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - リナさん» 返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。続編、やっとできました！ まだ設定しか載せてないんですけど、これから続きのお話も完成次第載せていくので、良かったらまた読みに来て下さい！ お待ちしてます！ (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - 矢澤ありすさん» お久しぶりです、みあです。これは事後報告になるのですが、小説の説明文に矢澤ありすさんの作品のURLを勝手ながら貼らせていただきました。理由はイラストと一緒に書かれていた文章が読んでいてとても嬉しかったからです。報告が遅くなり、申し訳ありません。 (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - salomeさん» ずっと返信ができてなくて申し訳ありません。お名前変わったんですね！ これからも宜しくお願い致します。まずは7のコメントを全てチェックして返信した後に0の方のコメントもチェックしにいきますね！ (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - ひよこリュナさん» ご無沙汰しております、みあです！ つい数分前についに続編を公開しましたので、この場を借りてご報告させていただきます！ まだ設定しか載せてませんが、是非8の方もよろしくお願い致します！ (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みあ
| 作成日時：2016年4月11日 0時
