第321話 置き手紙の時間 ページ25
磯貝side
もうとっくに目が覚めていてもおかしくないはずなのに、Aは今もカルマの背中で眠り続けている。
殺「あれだけ強い殺意を放出した状態で先生に挑んだのですから…精神的疲労はもちろんですが、身体的疲労もかなり大きいはず。おそらく、今日はもう目を覚まさないでしょう」
磯貝「そんな…」
殺「皆さんは一度学校に戻って着替えたら、速やかに帰宅して下さい」
不破「殺せんせーは？」
殺「先生も一度学校に戻ってAさんの着替えを取って………来ましたので、このままAさんを自宅に送り届けて来ます」
殺せんせーがカルマからAを引き離し、そっとAの身体を抱きかかえる。
業「Aは俺が…」
殺「カルマくん、君も今日はだいぶ疲れているはずです。Aさんが心配なのはわかりますが、ここは先生に任せて、君は早く家に帰ってしっかりと身体を休めなさい」
業「…わかった。Aは先生に任せるよ」
殺「では、解散！ 烏間先生、私は少し席を外しますので、皆さんの事をよろしく頼みます」
烏間「ああ、あとは俺に任せてもらって構わない」
前原「何ぼーっとしてんだよ。Aちゃんなら大丈夫だって！ だから…ほら、行くぞ！」
磯貝「あ、あぁ…」
こうして、Aの目が覚めぬうちに、死神事件は幕を閉じる事となった。
Aside
『………ん…？』
ここは…私の、部屋？
目が覚めると、私は超体育着を着たまま、自宅のベッドに横になっていた。
部屋には誰もいない。
一体、何がどうなって…
枕元に置いてあったケータイを手に取り、時間を確認する。
18時06分…
なんとなく嫌な予感がした私は、次に恐る恐る日付を確認した。
え、嘘でしょ…？
死神のアジトに潜入してから、丸1日が経過している。
つまり…私はほぼ丸1日、この状態で眠っていたという事になる。
皆は無事なんだろうか…
まずは皆の安否が知りたい。
まだ重たい身体をゆっくりと起こすと、テーブルの上に見慣れない物が置かれている事に気付いた。
何やら怪しげな黄色い封筒。
その封筒の中身は、手紙だった。
手紙の差出人は…殺せんせー。
殺せんせーからの手紙は、途中で読むのが嫌になるくらい無駄に長くて、内容が全然頭に入ってこなかったけど…
烏間先生が死神を倒した事、ビッチ先生が仲間に戻った事、皆が無事だという事がわかって、私はほっと胸を撫で下ろした。
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みあ(プロフ) - ちぃさん» お待たせしました！ 続編、ついに公開しました！(といっても、今はまだ設定しか載せてないです、すみません…) また読んでいてついニヤけてしまうような面白いお話を書けるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願い致します！ (2016年6月14日 0時) (
レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - リナさん» 返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。続編、やっとできました！ まだ設定しか載せてないんですけど、これから続きのお話も完成次第載せていくので、良かったらまた読みに来て下さい！ お待ちしてます！ (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - 矢澤ありすさん» お久しぶりです、みあです。これは事後報告になるのですが、小説の説明文に矢澤ありすさんの作品のURLを勝手ながら貼らせていただきました。理由はイラストと一緒に書かれていた文章が読んでいてとても嬉しかったからです。報告が遅くなり、申し訳ありません。 (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - salomeさん» ずっと返信ができてなくて申し訳ありません。お名前変わったんですね！ これからも宜しくお願い致します。まずは7のコメントを全てチェックして返信した後に0の方のコメントもチェックしにいきますね！ (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - ひよこリュナさん» ご無沙汰しております、みあです！ つい数分前についに続編を公開しましたので、この場を借りてご報告させていただきます！ まだ設定しか載せてませんが、是非8の方もよろしくお願い致します！ (2016年6月14日 0時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みあ
| 作成日時：2016年4月11日 0時
