第570話 食卓の時間 ページ31
Aside
業(父)「待ちなさい、カルマ。さ、Aちゃんはカルマの隣に」
『…は、はいっ』
家族というものをよく知らない私がこんな事を思うのもなんだけど、この家族は…赤羽家は……
なんていうか、みんな自由…というかマイペースで…みんなどこか"変"だ。
一見、カルマのお父さんが一番まともなように見えるけど…
卒業式の会場での第一声を思い出す限り、やはりこの人も一癖か二癖はありそうだ。
一方でカルマのお母さんはというと…
業(母)「ねぇ、2人はいつどこで知り合ったの？ 先に声をかけたのはどうせカルマだろうから…」
唐突に飛んできた質問。
そこからカルマのお母さんは何かのスイッチが入ったかのように次々と私にカルマとの事を質問してきて…
業「無理して答えなくていいよ、A」
『…え？』
これまた唐突な救いの一言。
業「今までの質問はぜーんぶ、三者面談の時に俺が答えてるから。…だよね？」
業(母)「ったく…人の楽しみ奪わないでよね。こういうのは片方からだけじゃなくて、両方の口から直接聞いて照合するのが楽しいのに」
業(父)「三者面談かぁ…あの時はビックリしたよね。カルマがインドまでやってきたと思ったら、妙にデカくて関節が曖昧な人と一緒でさ」
こうして一緒に食卓を囲んでいると、カルマがご両親の事を"へんてこ"呼ばわりしている理由が身に染みてわかってくる。
でも…なんだろう。
なんか、すごく楽しい…！
『…ご馳走様でした』
最後にご飯を食べ終えた私が、後片付けをしようと席を立つ。
けど…
業(母)「ダメよ、Aちゃん」
すぐにカルマのお母さんに止められてしまった。
業(母)「気持ちは嬉しいけど、Aちゃんをランチに誘ったのは私でしょ？ だから後片付けも私がやるわ」
『…でも……わかりました。ありがとうございます』
こういう優しいところも…親子そっくり。
業「じゃ、今のうちに俺の部屋に行こうよ。ここだと誰かさん達の目があって落ち着かないし」
業(母)「"誰かさん"、ねぇ…ねー、カルマ。その誰かさんっていったい誰のこと言ってるわけ？」
業「え、何？ いちいち名前出さないとわかんないの？」
まさに売り言葉に買い言葉。
こんなところまで親子そっくりとは…
業(父)「まーた始まったよ…本ト、仲が良すぎて困っちゃうね」
って言ってるわりには、あんまり困ってなさそうだけど…
『…止めなくていいんですか？』
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みあ(プロフ) - 中二半さん» 何はともあれ、こんな所に来てくれてありがとう！ 今エブリスタでイベント投稿用にオリジナル作品を作っててね、そっちでいっぱいいっぱいだからこっちをお休みさせてもらってて… でも向こうが終わったらまた再開するから、そしたらまた見に来てほしいです！ (2018年10月29日 23時) (
レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - 中二半さん» え！？カルマくん！？えっ、ちょっ…なぜカルマくんがここに！？ あ、えっとですね…Rは18オーバーの姉者がいるので、姉者のiPhoneで見ております。カルマくんの未来がわかるのは…うん、まぁ…そこはあれだね。企業秘密ってやつだね。笑 (2018年10月29日 23時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
中二半 - ヤッホー、みあ、シャロ。朝比奈の彼氏カルマだよ。ゴメンね〜連載短くて。次頑張る。で、俺メインのヤツもっと書いてもらえると嬉しいな〜…Rもなかなかいい感じじゃん、つかなんで俺の未来分かんの？あと3ヶ月で結婚なんだけど。Rんとことかどっから見てたの？ (2018年10月28日 20時) (レス) id: a565ea5cde (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - シャロさん» ただいま〜！ 暗殺教室、もといカルマくんは最高の癒しだよね〜。あの笑顔に何度救われたことか… 今も想像しただけで気持ち悪いくらいニヤけちゃうよ(笑) (2018年7月14日 14時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
シャロ(プロフ) - おかえりなさい！！本当だよね！また、暗殺教室やって欲しい！暗殺教室は僕の癒しだし！！(笑) (2018年7月9日 1時) (レス) id: 1472190f96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みあ
| 作成日時：2017年6月24日 0時
