第562話 いつかの時間 ページ23
渚side
杉野「結局、磯貝の恋は片想いのままか…」
業「ま、俺がライバルじゃ仕方無いよねぇ…ていうか、それを言うなら杉野だって同じじゃん」
杉野「ゔっ…おまえ、言うなよそれ…」
渚「カルマ…」
朝比奈さんと磯貝くんが2人で何を話していたのか…それは僕にはわからない。
けど、カルマが嫉妬してもおかしくない位、誰の目から見ても2人がすごく良い雰囲気に包まれていた事は確かだ。
業「杉野も磯貝を見習って、今から神崎さんに告ってくれば?」
杉野「無茶言うなって!///」
それでもカルマは2人が指切りを終えるまで、決して2人の邪魔をしようとはしなかった。
きっと…もうすぐ別れを迎える家族も同然の2人を気遣ったんだと思う。
中村「あの嫉妬魔がここまで大人になるとは…こりゃ将来ひょっとしたらひょっとするかもね」
奥田「…どういう意味ですか?」
渚「あの2人なら、将来本当に結婚するかもしれないって事だよ」
奥田「け、結婚…! でも、確かにそうですね。カルマくんとAさんなら、いつか素敵なご夫婦になれると思います!」
いや、奥田さん…ご夫婦って…
業「あっはは。ねぇ、今の聞いた、A?」
『…う、うん…まぁ…///』
カルマの笑い声にビックリして後ろを振り向くと、そこにはニヤニヤと笑うカルマと…顔を真っ赤にした朝比奈さん。
業「安心してよ。ひょっとしなくても俺等はちゃ〜んと結婚して子供も2人くらい作って、あとそれから…」
杉野「その辺にしとけって、カルマ。なんていうか、朝比奈が…」
朝比奈さんは真っ赤になった顔を手で覆っている…んだけど、あまりの恥ずかしさにもはやその手すら赤くなってしまっていた。
業「あー、ごめんごめん。そんなに恥ずかしかった?」
朝比奈さんが無言で首を大きく縦に振る。
カルマのこういうところは相変わらずというか、朝比奈さんも大変だなぁ…
でも、内心では僕もこの2人にはいつか本当に結婚して夫婦になって、今以上に幸せになって欲しいって思ってる。
色々な事を乗り越えて、そしてこれからも沢山の事を乗り越えていける2人だと思うから。
烏間「車の手配が整った。自宅に戻る生徒は準備ができ次第、本校舎の駐車場に移動してくれ」
「「 はーい 」」
業「…だってさ。俺とAはもう行くけど、渚たちはどうするの?」
渚「僕は母さんに連絡してから行くよ」
杉野「俺も」
業「そ。じゃあ…また後で」
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みあ(プロフ) - 中二半さん» 何はともあれ、こんな所に来てくれてありがとう! 今エブリスタでイベント投稿用にオリジナル作品を作っててね、そっちでいっぱいいっぱいだからこっちをお休みさせてもらってて… でも向こうが終わったらまた再開するから、そしたらまた見に来てほしいです! (2018年10月29日 23時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - 中二半さん» え!?カルマくん!?えっ、ちょっ…なぜカルマくんがここに!? あ、えっとですね…Rは18オーバーの姉者がいるので、姉者のiPhoneで見ております。カルマくんの未来がわかるのは…うん、まぁ…そこはあれだね。企業秘密ってやつだね。笑 (2018年10月29日 23時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
中二半 - ヤッホー、みあ、シャロ。朝比奈の彼氏カルマだよ。ゴメンね〜連載短くて。次頑張る。で、俺メインのヤツもっと書いてもらえると嬉しいな〜…Rもなかなかいい感じじゃん、つかなんで俺の未来分かんの?あと3ヶ月で結婚なんだけど。Rんとことかどっから見てたの? (2018年10月28日 20時) (レス) id: a565ea5cde (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - シャロさん» ただいま〜! 暗殺教室、もといカルマくんは最高の癒しだよね〜。あの笑顔に何度救われたことか… 今も想像しただけで気持ち悪いくらいニヤけちゃうよ(笑) (2018年7月14日 14時) (レス) id: 84281e05bb (このIDを非表示/違反報告)
シャロ(プロフ) - おかえりなさい!!本当だよね!また、暗殺教室やって欲しい!暗殺教室は僕の癒しだし!!(笑) (2018年7月9日 1時) (レス) id: 1472190f96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みあ | 作成日時:2017年6月24日 0時