ラスボス:69 ページ28
ーー
心操について行くと、既に彼の個性にかかったのだろう…ボーッとしている尾白と、B組の生徒がいた
『尾白君…』
心操「胸糞悪くなるかもだけどさ…俺にはこれしかないんだよ」
『…別、に…いいんじゃ、ないかな？』
心操「は？」
『ひ、人使君が、その個性をどう思ってるか……なんて…僕には、分からないけれど、でも…これが…君の戦い方なんだろ？』
それを否定していい権限なんか自分にはないと、穂西は心操に言った
『ぼ、僕も個性が個性だしさ！結構…悪用云々言われてたから…少しだけど…分かるんだ』
『せめて、尾白君達も本戦にいけるように…が、頑張らないと…！』
心操「…やっぱ、アンタ変わってるわ」
『え！？へ、変…？』
心操「…別に、いいんじゃない？」
ふと、心操は思い出したように聞いてきた
心操「アンタ腕ないけど…どうすんの？」
『あ、だっ大丈夫！！それについてはホント！！』
そう答えれば、穂西は心操に自分の声に耳を傾けて欲しいと頼んだ
少し息を吸い、いつも個性を使う時特有の低い声を穂西は出して宣言した
『…貴様に、面白いものを見せてやろう…！』
その瞬間、穂西の身体の黒い揺らめきがいきなりボウッと火が飛ぶように広がった
思わず心操は目を瞑り、また開く…すると
『こ、これならいいよね！？』
心操の目の前にいたのは、穂西の喋り方、声で話す心操自身だった
心操「はっ…？！」
『あ、だ、だだ大丈夫だよ！？別に人使君の個性が使えるようになったりとかはないからさ！！』
声と話し方からして、目の前の自分は穂西が個性で変化したのだろうと分かるのに数瞬の時間を要したが…
一度理解すると心操は「なんでもアリだな」と零した
そうして、騎馬の前に変化した穂西、右後ろに尾白、そして左後ろにB組の庄田が構えて上に心操が乗った
心操「自分に乗るって変な感じだけど…ま、よろしく頼むよ」
『うん！！絶対…勝とうね…！！』
そして、スタートの合図が鳴った
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牙夢(プロフ) - 闇夜に生きる化物とメリオダスさん» コメントありがとうございます！！そう思って頂けると作者冥利に尽きますw (2017年9月17日 2時) (
レス) id: d76a1d7e1c (このIDを非表示/違反報告)
闇夜に生きる化物とメリオダス - この子癒しだわw (2017年9月17日 1時) (レス) id: 866b9f0c0d (このIDを非表示/違反報告)
牙夢(プロフ) - 闇夜に生きる化物とメリオダスさん» コメントありがとうございます！！可愛い…ですよ…！！w (2017年9月16日 11時) (レス) id: d76a1d7e1c (このIDを非表示/違反報告)
闇夜に生きる化物とメリオダス - 可愛い...だと.....!? (2017年9月16日 11時) (レス) id: 866b9f0c0d (このIDを非表示/違反報告)
牙夢(プロフ) - テリチキと麻婆豆腐は素晴らしい。さん» わざわざご指摘ありがとうございます！！修正しておきます！これからも頑張ります (2017年9月14日 12時) (レス) id: d76a1d7e1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牙夢 | 作成日時：2017年9月9日 17時
