ラスボス:14 ページ17
ーー
耳郎「ん？真景部？」
『あ、じろ…さ』
安堵していたからか、無意識の内に耳郎の方に足を向けていたらしい
耳郎が穂西に気付き声をかけた
耳郎「…似合ってんね、良いんじゃない？」
『！ど、どどど…どう、も…』
麗日といい、あまり人に褒められ慣れてない穂西からすれば女子からの似合ってるという言葉は照れ臭い…
しかし、嬉しいのは本心である為、穂西も返した
『耳郎さん…も、その…えっと…かっ、こい、です』
女子にかっこいいは如何なものか？
心の中で、そう思う穂西に対し、耳郎は嬉しそうにありがと、と礼を言った
因みに、二人の会話は殆ど周りに聞こえてない
まだ、穂西のその小さな声を耳郎が個性で拾ってくれている状態だ
『(よかったぁ…言っても大丈夫なんだな、かっこいいって…あ、でも)』
ふと、耳郎の胸丈程の上着の下に着ているシャツに目が留まる
そのシャツはピンク色で、格好良さの中にも女の子らしさを感じると穂西は思った
『そ、の…シャツ…女の子、らしくて…かわ、いいと…僕は…思う、よ』
めちゃくちゃに恥ずかしいが、やっぱり女の子ならカッコイイだけじゃなくて、可愛いだって言われたいだろうと、勇気を振り絞り言葉にしてみた
『(まぁ、耳郎さん本当にカッコいいし、多分これ位言っても大丈夫…)』
耳郎「…」
『？じ、ろ…さん？』
耳郎「…ん、んん…その…あ、ありがと…」
少し言い辛そうに、耳郎は自分の指抜きグローブの甲の部分で口を隠しながらそっぽを向いて礼を言った
『！？』
『(え、な…耳郎さん…まさか照れ…！？)』
自分の言った事にそこまで意識してもらえるとは思ってなかった穂西も思わず顔を赤くした
それもさっきの比にならない程…
『(〜ッ、も、もう軽はずみに女子を褒めるのはやめよう…！！なるべく心の中に留める！！)』
自分のした行動の恥ずかしさに、しばらく二人の間はペアのクジを引くまでの間ギクシャクした
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精神的障害者 - 主人公が擬人化するとかどうですか！？(興奮気味) (2018年12月31日 19時) (
レス) id: 0c71642d46 (このIDを非表示/違反報告)
牙夢(プロフ) - 闇夜に生きる化物とメリオダスさん» 闇夜に生きる化け物とメリオダスさんコメントありがとうございます！！そう思ってもらえて嬉しいです(´∀｀) (2017年9月7日 19時) (レス) id: d76a1d7e1c (このIDを非表示/違反報告)
闇夜に生きる化物とメリオダス - なにこの大型小動物、可愛すぎかよ畜生( ´^¬^`) (2017年9月7日 16時) (レス) id: 866b9f0c0d (このIDを非表示/違反報告)
牙夢(プロフ) - 貴方とコンビニハミリーマートさん» またもやコメントありがとうございます！！いえいえ(^^)。そう思っていただけたならよかったです！！ (2017年9月7日 7時) (レス) id: d76a1d7e1c (このIDを非表示/違反報告)
貴方とコンビニハミリーマート - ティッシュありがとうございます。w24話も最高です！ (2017年9月7日 2時) (レス) id: 3620a04f0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牙夢 | 作成日時：2017年9月3日 2時
