ご加護のつく少女は見習いです。【ブラック本丸】

伍.初期刀(仮)です。 ページ8

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Aが連れてこられたのは大広間のような大きな部屋だった。


そこでは短刀、脇差、打刀の刀達が行儀よく座っていた。



さにわ「じゃあ、早くしなさいね。」

開けた襖に寄り掛かりながら話している審神者。




選ぶ前に皆の表情、傷が無いかを観察していく。


怯えている子には怖がらせないように優しく笑顔で目を合わせたりもする。


出来るだけ、時間がかからないよう、かつ慎重に。





さにわ「…まだなの？早くして。」


　 いやいや、そんなに時間たってないだろ、待つということを学ぶんだな！



と内心、鼻で笑いながら審神者に微笑みを絶さずすみませんと言う。





　 …いわれなくとも僕はこの刀しか選ばないさ。






ゲームでも最初、迷いなくこの子を選んだ。


生きてた頃から大好きだった。


…まぁ、今も生きてるは生きてるけど！！


『……選びました。』

そう言って彼の前に座り、にこりと微笑む。

　


安心させるように。





信じてもらえるように。









ねぇ、僕の愛しの愛刀。









＿＿＿歌仙兼定。

審神者です。→←肆.案内と仕事です。

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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