ご加護のつく少女は見習いです。【ブラック本丸】 (ページ18)

今日:3 hit、昨日:21 hit、合計:332,135 hit

拾弐.掃除です。ページ18

あー、みなさまー。見習いの掟みたいなの覚えてますでしょうかー。

　そう、ブラック本丸が見つかった場合、政府へ連絡しろ。みたいなの。

　僕、やろうとはしました。

　どうなったと思います？

　 …見事に繋がりませんでした。

　審神者ね、質は悪いけど量だけは多いんです。量だけは。

　結界を貼ってるらしくて、買い物とかは出来るのに連絡が一切出来ないんです。

　こんのすけもここから出られないんだそうです。

　自暴自棄になったAは、本丸を掃除することにした。

その後、、

　 …本丸って大きいじゃん。

　掃除するってなったら一日じゃおわらないよね。知ってた。

歌仙も風流じゃない、雅じゃない、などとぶつぶついいながら掃除している。

　なんだかんだ手伝ってくれる歌仙さん、好きよ。

刀剣男士の部屋以外の掃除と一緒に浄化？もしていたためか、ほとんど終わらせるのに一週間かかった。

頑張ったAをたくさん誉めてくれたこんのすけ。だが、少し言葉を濁らせながらAに話しかける。

こん「…見習い様。終わりそうな所で申し訳ないですが、見習い様の霊力で全部終わらせられたと思います。。」

『え？浄化以外も出来るの？てか、浄化出来るってことも驚きなのに？もはや、魔法でも使えるようになった？』
霊力の使いすぎでなのか、口呼吸をしながら寝転がり、こんのすけに問いかける。

何かもう考えるのもめんどくなってきた。

こん「も、申し訳ありません。何分、審神者様に捕まっておりまして。。」

耳をしゅんと垂れ悲しそうにうつむいているこんのすけ。

その姿があまりにもかわいかったのかAはずっとこんのすけを撫でている。

『よしよし、今日は油揚げでもつくろうね。』

Aがそう言うとこんのすけの尻尾がぱたぱたゆれた。

うんかわいい。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

お、お気に入りしてくださっている方、ありがとうございます！

嬉しすぎて踊ってたら、足の小指ぶつけてのたうち回っています(？)

これからも【ご加護のつく少女は見習いです。】をよろしくお願いいたします！！

追記
作品の一部を修正しております。見やすくなるように心がけてはおりますが誤字脱字が見つかりましたら教えてくださると幸いです。また、リクエストがあればどうぞ！！まってます、切実に。