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それにさ。と言葉を続けるボクをヤナセはポカンとして見つめていた。
ま「火に油注いだかなんてまだ分かんないじゃん。
Aがいい人だってわかって欲しい一心なの。
ボクだけが知ってたいけど、それじゃAが辛いだけじゃん。
毎日毎日しんどいだけでしょ？」
あまり呼ばない彼女の名前。
それを思わず言ってしまうほどにボクは本当に真剣で。
自分だけが知ってたいなんてセリフ吐いたことなんて分からなかった。
「……ホンッマ世話のやける奴やなぁ……
よし、今からツイキャスしよ、アタシもちゃんとみんなに言わなあかんやろ？
まふもこれだけやってくれたし、他の歌い手さん達のツイートも見たもん、アタシが話さんでどうすんのって話やもんな」
そういうとおもむろにポケットからスマホを取り出して、あっという間にキャスを始めてしまった。
一緒に居るって……知られない方がいいよね。
と作業部屋へ向かおうとすると、服の裾をギュっと掴まれた。
その手はいつになく震えていて、彼女がどんな気持ちでいるかなんてすぐに分かった。
もう何年もの付き合い。
お互い嘘なんてつけなくて、思うことは全部言って、嘘言ったって態度、顔、行動で、無意識のうちにバレてたもので。
彼女のコレが無意識なのか、それともわざとなのか、それは分からなかったけど、少なからずヤナセが今心細いって事だけは間違いなかった。
大丈夫だよ。そんな意味を込めて服の裾を掴む彼女を手をそっと握ってみた。
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M(プロフ) - 海黒さん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます^^*自分も古参と言われる部類なのですが応援していて胸が痛くなることばかりです(><)続編でもﾔﾅｾちゃんのこと応援して頂けなら喜びの舞です(--;) (2019年2月10日 14時) (
レス) id: fa0276d033 (このIDを非表示/違反報告)
海黒(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！また、私はかなり前から歌い手さんが好きだったのですが、最近はこの作品の後半の様なことばかりだな……と痛感しました。応援してます！ (2019年2月10日 12時) (レス) id: 6a4ffacb82 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 琴さん» ありがとうございます(ﾉ*°▽°)ﾉ 自分でも読み返してわろてもた部分です^^;単純バカなのですきの一言で頑張れます(´；ω；｀) (2019年1月9日 1時) (レス) id: fa0276d033 (このIDを非表示/違反報告)
琴(プロフ) - 個人的にツイキャスの会話のま「僕だね、お詫びになんか奢るよ」 「圧倒的叙々苑」 ま「ふざけんなwww」が好きですw (2019年1月4日 1時) (レス) id: 88fe99195c (このIDを非表示/違反報告)
starlily☆(プロフ) - この小説すごく面白いです！更新を楽しみにしています！ あと、くだらない質問なのですがやはり作者様からすれば今のリスナーさんは昔に比べて質が落ちていたりするのですか？ (2018年11月1日 23時) (レス) id: 00684830e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M。 | 作成日時：2018年10月14日 10時
