〃 ページ26
ま「昼ご飯休憩挟みました〜!
そしてヤナセがここから参加しまーす」
坂「いえええええええい!!!!!」
「スーパーの帰りに拉致られました。
お昼ご飯用に買い溜めしたのに全部2人のお腹に消えました、財布に優しくない食欲に苛立って腹パンカマしました」
スーパー帰りのヤナセを無理矢理家に上げて、お昼を作って貰って。
そのままYouTubeの撮影を再開した。
呼んだのはただ何となくで。
ヤナセにやらせようとかそんなことは全く考えてない。
「いやもうホンマに私要る?!」
要るよ、ボクが要るの。なんて言えないし。
帰らないで。なんてふざけてしか言えないし。
好きだなんて酔っ払ったって、気が狂ったって言えない。
ま「じゃあさかたんと今日MELL行くね」
「あ〜うん、分かった。
前とちょっと変えた所あるから楽しみにしといて」
暫くしてヤナセは仕事の準備しないといけない時間になって、ボクの家を出た。
今の関係が変われば?
彼女があっさり家を出ていくこともないかもしれない。
待ってって。帰んないでって。言えるかもしれない。
ただそんな勇気ボクは持ち合わせてない。
坂「まふ……?」
ほんの出来心で座っていた椅子を離れて撮影を終えた後、考え事をしていたボクにさかたんが寄ってきた。
坂「なに、怖すぎて何も言われへん感じ?」
ま「まぁそんな所!
夜ヤナセの店行こうよ!」
坂「あ〜MELL?
じゃあうらさんも誘おう」
「じゃあボクそらるさん誘うね!」
さかたんの中のボクはヤナセに対してどんな感情を持ってるんだろう。
きっとただ好きって。それだけなんだと思う。
本当は違うんだよ。
好きで好きで、誰にも渡したくなくて。
彼女の目に映るのがボクだけならいいのに、とか思っちゃって。
それでもそれが彼女を縛るなら、それで彼女に嫌われるなら。
好きの感情だけを持ってたいんだ。
273人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
M(プロフ) - 海黒さん» コメントありがとうございます^^*自分も古参と言われる部類なのですが応援していて胸が痛くなることばかりです(><)続編でもヤナセちゃんのこと応援して頂けなら喜びの舞です(--;) (2019年2月10日 14時) (レス) id: fa0276d033 (このIDを非表示/違反報告)
海黒(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!また、私はかなり前から歌い手さんが好きだったのですが、最近はこの作品の後半の様なことばかりだな……と痛感しました。応援してます! (2019年2月10日 12時) (レス) id: 6a4ffacb82 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 琴さん» ありがとうございます(ノ*°▽°)ノ 自分でも読み返してわろてもた部分です^^;単純バカなのですきの一言で頑張れます(´;ω;`) (2019年1月9日 1時) (レス) id: fa0276d033 (このIDを非表示/違反報告)
琴(プロフ) - 個人的にツイキャスの会話のま「僕だね、お詫びになんか奢るよ」 「圧倒的叙々苑」 ま「ふざけんなwww」が好きですw (2019年1月4日 1時) (レス) id: 88fe99195c (このIDを非表示/違反報告)
starlily☆(プロフ) - この小説すごく面白いです!更新を楽しみにしています! あと、くだらない質問なのですがやはり作者様からすれば今のリスナーさんは昔に比べて質が落ちていたりするのですか? (2018年11月1日 23時) (レス) id: 00684830e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:M。 | 作成日時:2018年10月14日 10時