マネージャーのΨ難7 ページ8
体育館に行ってみればやはり、マネージャーの人が倒れてた。熱中症だから日陰に連れていくのが筋だ。それにしてもこの人綺麗だな。綺麗だけど高嶺の花で手が出せれないタイプの人だ
そろそろ起こさないといけない
「大丈夫ですか?起きてください」
?「…うんっ…貴方は?」
起きた様だな。名前を言ってしまったら縁下にバレる可能性があるが言わなかったら怪しまれるし言うか
「斉木Aです。自分の名前言えますか?」
?「清水潔子です」
この人、清水潔子と言うのか。まさに名は体を表すだな
「貴方は熱中症てま倒れてたんですよ」
清「そうだったんだ…あっ!もう休憩時間だ」
このままバレずにいけそうだな
ダッダッダッ
えっ!足音?
?「潔子さん大丈夫ですか!?
横にいる人って…美人だ…」
こいつ、足音がするまで来てるの分からなかったぞ!どういうことだ。私のこと見た途端固まった。こいつ女慣れしてないのか?
清水「田中、私は大丈夫。横にいる人は私を助
けてくれた斉木Aちゃん」
田中?「大丈夫なら良かったです!斉木さん、
潔子さんを助けてくださってありがとう
ございます!俺の名前は田中龍之介で
す!」
こいつ縁下と一緒にいる奴じゃないか。そういえば縁下が田中のこと馬鹿と言っていたな。もしかして気付かなかったのはこいつが馬鹿だからか。そう、馬と鹿だからだ!
人は何かしら考えてる。それを読み取って私は人がいるのを把握している。しかしこいつは分からなかった。それはこいつが清水さんのことしか考えていないから。頭の100%が清水さんのことだけで出来ているからだ。思考がある意味読み取れない奴が2人になってしまったじゃないか。ヤバいな。
まぁ、そんなことより部員に見つかってしまった。これはかなりダメだ。最悪の事態だ。あぁ私はマネージャーにならなければいけないのか
これまでの平穏な人生も終わりか…。去らば私の人生…
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作者名:みーちゃん | 作成日時:2020年5月21日 11時