【鬼滅】鬼狩少女は今世こそ人生を謳歌したい【MHA】 (ページ14)

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１３：テスト開始ページ14

「お、A！着替えたのか！」

「体操着のAちゃんも可愛いねぇええ！」

「おまたせー！伊之助は相変わらず上は着ないのね…」

「スルー辛いんですけど？」

「上着なんていらねぇ！！つーかなんだよさっきのあいつらの態度！“個性”とかくだらねぇ！」

伊之助が怒るのも理解出来るが、やはりヒーロー科に無個性がいるのは普通じゃないし彼らの反応の方が正しいだろう。
でも、やっぱり悔しい。だからこそ結果で証明しなきゃいけない。
世の中結果が全てだ。

「大丈夫、最初は５０m走らしいから私達なら良い結果出せるよ！特に善逸！」

「えぇ！？俺！？」

「そうだ善逸！頑張れ！お前なら出来る！」

「おまっ！そんな褒めても仕方ねぇぞ！！」

私と炭治郎にべた褒めされた善逸はニヤニヤしながら５０ｍ走の列に並びにいった。
頑張れ…！善逸！

【第１種目：５０ｍ走】

「…青山優雅。５秒５１」

「“個性”の工夫っていうのはこういうことなのさ！でも１秒以上射出するとお腹壊しちゃうんだよね」

…す、凄くキラキラしてる“個性”だ…。宇髄さんが居たらもっとド派手にやれとか言いそう…。
でもデメリットが可哀想だな…。

「…飯田天哉、３秒０４」

さ、３秒台……。マジか…。
早く走れる“個性”っぽいな…。羨ましい。

「…我妻、お前飯田より先だったろ。次行け」

「くっそおおお隠れてたのに！」

「大丈夫だ善逸！お前は強い！」

「はよやれや！！おめーは寝てりゃ大丈夫なんだよ！！」

私達の中だと善逸がダントツで早いのになんでこんなに嫌がるんだろう…。